2004.09.08

【Pharma Business】 SCRIP MAGAZINE:医薬品R&Dで日本企業は競争力を維持できるか?(上)

 欧米の製薬企業は新薬の研究開発(R&D)において、大学発ベンチャーやバイオテクノロジー企業との協力関係に大きく依存している。対照的に日本の製薬企業は、主に自社だけでR&D業務を行っている。

 これまではそのやり方で、数々の画期的な製品を生み出してきた。しかし、世界的にバイオテクノロジーがその存在感を増し、日本国内では雇用制度や市場環境が大きく変化する中、自前主義をいつまで続けることができるだろうか。

 欧米の製薬企業では、ライセンスインが大きな役割を果たしている。PhRMA(米国研究製薬工業協会)の調べでは、癌、心臓病、循環器疾患、感染症分野において臨床試験が行われている化合物の多くが、バイオ企業から供給されたものである。また、アベンティスの調査では、大手製薬企業が開発中の製品のうち、40〜45%がライセンスインによるものである(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。

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