2004.09.07

セサミンで更年期障害女性の自律神経機能と血管弾力性改善、サントリーが確認

 サントリーはこのほど、ゴマに含まれる抗酸化物質であるセサミンが、更年期障害を持つ女性の自律神経機能と血管弾力性の改善に有用であることが明らかになったと発表した。サントリー健康科学研究所と京都大学人間・環境学研究科、池下レディースクリニックの共同研究による成果で、8月26日、27日に名古屋で開催された日本人間ドック学会で、同社健康科学研究所の小野佳子氏が報告した。

 研究グループは更年期障害の症状を有する女性14人を2群に分け、1つの群にはセサミンを含むカプセル剤(商品名は「セサミンE」、3カプセルあたりセサミン10mg、ビタミンE60mg)を1日3カプセル、他方の群にはプラセボ同量をそれぞれ4週間継続して摂取させた。

 その結果、プラセボ群では開始時と終了時の比較で有意な変化は見られなかったのに対し、セサミン投与群では副交感神経活動と血管弾力性について、試験開始時に比べ終了時に有意な改善が認められた。

 セサミンはゴマ中に0.5%程度含まれるリグナン化合物と呼ばれる物質で、抗酸化作用のほか、肝臓保護作用、コレステロール低下作用、癌発生抑制作用などがあることが報告されているという。

 サントリーのプレスリリースは、こちらまで。(中沢真也)


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