2004.08.27

【ミニトレンド】 ソフトドリンク、日本では茶系飲料がトップ、甘み控えめが主流へ

 米国医師会誌Journal of American Medical Association誌2004年8月26日号にコーラなど糖分の多いソフトドリンクを飲み続けている女性は体重増加や糖尿病発症の危険があると指摘する論文が掲載されているが、日本の消費者は甘みがまったくない茶系ドリンクが最も売れており、ソフトドリンク市場では甘さ離れが進んでいるようだ。

 全国清涼飲料工業会の調査によると、2003年のソフトドリンクの生産量は約1600万kLで、このうち、茶系飲料が約500万kL(31%)で最も多く、コーヒー飲料の約270万kL(17%)、炭酸飲料の約250万kL(16%)がこれに続く(グラフ)。コーヒー飲料は横ばい、炭酸飲料と果実飲料は下降気味で、茶系飲料がシェアを伸ばしている。

 同協会が2002年11月に首都圏、近畿圏在住の15〜59歳の男女904人に対して実施したアンケート結果でも「甘さの少ないものをよく飲む方」という回答が64.1%(「よくあてはまる」と「まああてはまる」の合計)を占め、「炭酸が入っているものをよく飲む方」は同じく33.8%で、比較的甘い飲料が多い、コーラ、サイダー系は好まれなくなっていることが明らかになっている。

 冒頭の論文でも、ソフトドリンクに含まれる砂糖分は速やかに吸収され、エネルギー源になると指摘している。過剰な摂取を控え、運動時や疲労時などに適切な摂取を心がければ、甘い飲料も有効活用できそうだ。

全国清涼飲料工業会のホームページはこちらまで(中沢真也)。

■ 関連トピックス ■
◆ 2004.8.26 甘いソフトドリンク好きの女性はご用心、2型糖尿病と体重増加のリスクに

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