2004.08.25

【Pharma Business】 SCRIP MAGAZINE:進化を続ける骨粗鬆症治療薬(上)

 骨粗鬆症の治療方法としてかつて主流だったホルモン置換療法(HRT)は、乳癌や他の疾患を発症する危険性が指摘されたことから長期処方は奨励されなくなった。代わりにここ数年はビスフォスフォネートが、主役になりつつある。

 ビスフォスフォネートは、イーライリリーの選択的エストロゲン受容体モジュレーターであるEvista(ラロキシフェン)やカルシトニンと同様に、骨吸収を阻害する作用を有している。ニューヨークのヘレンヘイズ病院に勤務するロバート・リンゼー博士は、「骨折のリスクが高い人の場合、ビスフォスフォネートが標準的な治療薬となっている」と語る。

 ビスフォスフォネート製剤で売上高が大きいのは、メルクのFosamax(アレンドロネート)とアベンティスのActonel(リゼドロネート)である。両剤とも、破骨細胞の働きを抑制することで骨の吸収を抑え、さらに再石灰化を促すことで骨密度を上昇させる(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 誤嚥性肺炎って何科の疾患? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:128
  2. 62歳男性。口唇のしびれと呼吸困難 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
  3. 62歳女性。下肢に多発する、浸潤を触れる紫斑 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  4. 意外と難しい運動誘発性喘息の診断 あなたの知らないスポーツ内科の世界 FBシェア数:35
  5. 卵アレルギーは「微量のゆで卵」で防ぐ リポート◎学会が提言、アトピー乳児は早期から卵摂取を FBシェア数:136
  6. 若年男性に生じた発熱と多関節痛、何を疑う? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:1
  7. 外国人診療で増えつつある「母国の親戚」問題 小林米幸の外国人医療奮闘記 FBシェア数:27
  8. 鳥インフルエンザ(H7N9)のヒト化が進む 特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《4》 FBシェア数:6
  9. カフェイン中毒――侮ってはいけない市販薬 EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」 FBシェア数:1
  10. インフル迅速検査、全例には必要ありません! 特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《2》 FBシェア数:466