2004.08.19

松下電工、乗馬フィットネス装置で糖尿病患者の安静時糖代謝増加を確認

 松下電工は8月18日、愛知学院大学との共同研究で、同社の低強度フィットネス機器「ジョーバ」の継続的な使用によって、糖尿病患者の安静時糖代謝を約45%向上させることができたと発表した。

 松下電工のジョーバは2000年10月に発売したフィットネス機器で、サドルにまたがると、サラブレッドの並足の動きを再現、腹筋や背筋の強化し、バランス感覚を改善する。欧米で心身のおだやかなリハビリテーション手法として行われてきた「乗馬療法」を施設や家庭で手軽に行えるというものだ。

 愛知学院大学心身科学部健康科学科教授の佐藤祐造氏らと松下電工の研究グループは、6人の糖尿病患者に対し、1日30分間、週4〜5回のジョーバによるトレーニングを3カ月間継続し、トレーニング開始前後とトレーニング停止3カ月後の安静時糖代謝をグルコースクランプ法で測定した。

 その結果、トレーニング開始前には安静時糖代謝量が体重1kgあたり1分間に5.2mgだったのに対し、3カ月間のトレーニング直後には7.4mg/kg/分と約45%増加していた。さらにトレーニングを停止して3カ月間経過した後に再測定したところ、5.3 mg/kg/分と、ほぼトレーニング開始前の状態に戻っていたという。

 松下電工のプレスリリースはこちらで参照できる。(中沢真也)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. まずLAMAから?それともLABAから? プライマリケア医のための喘息・COPD入門 FBシェア数:129
  2. なぜ、われわれは手洗いをしないのか?(その2) 忽那賢志の「感染症相談室」 FBシェア数:57
  3. NCDで変わり始めた外科手術 リポート◎登録開始から5年、800万を超える外科症例データが集積 FBシェア数:35
  4. 抗体を持つ研修医が発症した「修飾麻疹」とは? パンデミックに挑む:トピックス FBシェア数:282
  5. 81歳男性。側腹部の膨隆 日経メディクイズ●救急
  6. 地域枠義務放棄の医師採用は研修補助金を減額 臨床研修病院はマッチング時に「地域枠医師」かどうかの確認を FBシェア数:221
  7. 63歳女性。手指と足首の痛みを伴う皮疹 日経メディクイズ●皮膚
  8. 国主導の『抗微生物薬適正使用の手引き』公表へ 厚生科学審議会感染症部会で了承 FBシェア数:87
  9. 13歳女児。繰り返す嘔吐 日経メディクイズ●小児
  10. 今年の大学医学部入試の問題から(その1) 松原好之の「子どもを医学部に入れよう!」 FBシェア数:1