2004.08.18

【Pharma Business】 SCRIP MAGAZINE:ドラッグデリバリー技術でよみがえる注射剤(下)

 徐放型注射剤は、必要な注射回数が少なくて済み、医療機関はその分だけ治療コストを削減できる。医師の手間や、使用する注射針、注射器を減らせるからだ。しかし、何と言っても最大の利点は、1日1回の注射を1週間に1回、あるいは1カ月に1回にすることで、患者を入院させなくとも治療できることだ。ベッドを置くためのスペースなどを削減できる効果は、莫大である。製薬企業にとっては、製品価格を抑えられるメリットもある。30日分を一つの製剤にまとめた方が、製造コストが削減できるだけでなく、保管や流通にかかる費用も抑えられるからだ。さらに、特許の期限切れが近い製品を徐放型に改良することで、ジェネリックの参入を防止することも可能になる(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。

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