2004.08.17

東京都内の80歳男性、高齢者施設のO157集団感染で死亡、国内で今年2例目

 東京都は8月16日、都内で80歳男性がO157感染によって死亡したと発表した。死亡したのは江東区内の高齢者福祉施設に入所していた80歳の男性で、7月29日から下痢症状があり、8月2日には意識障害が始まり、8月8日に死亡した。検査の結果、8月16日までに腸管出血性大腸菌O157とベロ毒素を検出し、感染が判明したもの。

 同施設では、7月29日から8月5日にかけて同施設内で入所者と職員に下痢症状が発生し、8月13日までに死亡男性を除く8人についてO157陽性が確認されている。検査用の保存食からはO157を検出していないため、食中毒の可能性は低いという。

 腸管出血性大腸菌感染症は高齢者や乳幼児が感染すると脳症などを併発して死亡することもあり、注意を要する。国立感染症研究所感染症情報センターによれば、今年は8月1日までに全国で累計1668人が感染している。本件以外に70歳女性1人が死亡している。

 本件についての東京都のプレスリリースはこちらで閲覧することができる。

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