2004.08.10

西ナイル熱感染疑いの沖縄女性は陰性、ただし確定診断にはまだ時間要する

 厚生労働省は8月9日、米国からの帰国時に脳炎様の症状があった沖縄県在住の女性について、国立感染症研究所で確認検査を実施したところ、これまでの検査では西ナイル熱ウイルスの感染は確認されなかったと発表した。

 8月9日までに実施された検査は、遺伝子の検出と抗体検査で、いずれも陰性、または陽性と確認できない結果だった。遺伝子検査としては、逆転写PCR検査とリアルタイム逆転写PCR検査、遺伝子シーケンス検査を実施した。抗体検査としては、血清と髄液におけるIgM抗体と、日本脳炎ウイルスについてのIgG抗体検査を実施したが、陽性反応は得られなかった。

 今後、確定診断のため、引き続きウイルス検出とペア血清による抗体価上昇の確認が行われる。ウイルス検出には数日から1〜2週間程度、ペア血清診断にも同程度の期間を要する見通しだ。

 厚生労働省のプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

■ 参考図書 ■

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 脳内出血しやすい高齢者はこう見分ける リポート◎悩ましい高齢者への抗凝固療法 FBシェア数:69
  2. 専門医資格をとるメリットが分かりません 医学生座談会◎新専門医制度って何がしたいの? FBシェア数:3
  3. 「神経内科」改め「脳神経内科」をよろしく! 日本神経学会代表理事の高橋良輔氏に聞く FBシェア数:370
  4. 3歳女児。掌蹠に痒みを伴う多発性の水疱・膿疱 日経メディクイズ●小児 FBシェア数:1
  5. 医師に落ち度のない「事故」をどう収めるか なにわのトラブルバスターの「患者トラブル解決術」 FBシェア数:36
  6. 術中に肉眼では分からない癌やリンパ節が光る リポート◎広がる蛍光ガイド手術 FBシェア数:62
  7. 輸血拒否の患者に緊急輸血の必要が生じたら 裁判官が語る医療訴訟の実像 FBシェア数:0
  8. カマグ、アミティーザ、グーフィス、何を使う? 山本雄一郎の「薬局にソクラテスがやってきた」 FBシェア数:145
  9. 糖尿病合併高血圧の降圧療法、第一選択薬は? 学会トピック◎第7回臨床高血圧フォーラム FBシェア数:34
  10. 85歳女性、心電図異常 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
医師と医学研究者におすすめの英文校正