2004.08.04

小麦アレルギー患者向けビスケットが小麦入りで子どもが重症に、製品は回収中

 東京都は8月2日、小麦アレルギー患者向けに薬局などで販売されているビスケットの原材料に小麦が使われており、これを食べた子どもが重篤なアレルギー症状を引き起こす健康被害があったと発表した。福井県からの連絡でビスケットを販売していた事業者を管轄の練馬区が調査したところ、原材料の一部に小麦を使用していたことが判明したもの。ビスケットに小麦を含む旨の表示がなく、小麦アレルギー患者向けとして販売されているため、練馬区では製品回収を指示した。

 製品を販売していたのは東京都練馬区に本社がある中田物産。表示違反があった商品は「アマランスプレーンビスコット」。143袋を販売し、これまでに35袋を回収している。アマランスは南米原産の穀物で、日本では小麦などが食べられないアレルギー患者向け食品に利用されている。この商品以外にも小麦を含む旨の表記がない小麦含有品を出荷している可能性があるため、併せて回収が行われている。

 事業者の連絡先や製品名の詳細は東京都のプレスリリースで確認できる。(中沢真也)

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