2004.08.02

FDAがアルコール依存症の治療薬を承認、過去10年で初めて

 米国食品医薬品局(FDA)は7月29日、アルコール依存症の治療薬として、Campral (成分名:acamprosate)を承認した。既にアルコール離脱プログラムを開始している人に対し、離脱を助ける効果があるという。FDAが、アルコール依存症の治療を目的とした治療薬を承認するのは、過去10年で初めて。

 FDAによれば、acamprosateの作用機序は解明されていないものの、アルコール乱用に関連する脳に働きかける作用があるという。アルコール離脱プログラムを行っている患者を対象にした治験では、acamprosateを投与した群の方が、プラセボ群よりも、プログラムを完了する人の割合が大きかったという。

 なお、アルコール依存症で、まだアルコール摂取を続けている人はacamprosateの服用の対象ではない。Acamprosateの販売元は、Forest Laboratories社(ニューヨーク州New York)。

 詳しくは、FDAのニュースリリースまで。
(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)

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