2004.08.02

FDAがアルコール依存症の治療薬を承認、過去10年で初めて

 米国食品医薬品局(FDA)は7月29日、アルコール依存症の治療薬として、Campral (成分名:acamprosate)を承認した。既にアルコール離脱プログラムを開始している人に対し、離脱を助ける効果があるという。FDAが、アルコール依存症の治療を目的とした治療薬を承認するのは、過去10年で初めて。

 FDAによれば、acamprosateの作用機序は解明されていないものの、アルコール乱用に関連する脳に働きかける作用があるという。アルコール離脱プログラムを行っている患者を対象にした治験では、acamprosateを投与した群の方が、プラセボ群よりも、プログラムを完了する人の割合が大きかったという。

 なお、アルコール依存症で、まだアルコール摂取を続けている人はacamprosateの服用の対象ではない。Acamprosateの販売元は、Forest Laboratories社(ニューヨーク州New York)。

 詳しくは、FDAのニュースリリースまで。
(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. これだけは知っておきたい「改正道路交通法」 プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:290
  2. 傍観者 じたばたナース FBシェア数:27
  3. 「死にそうな時は何にもしなくていい」と言われてた… 患者と医師の認識ギャップ考 FBシェア数:487
  4. あなたの水晶体を守る防護眼鏡の選び方 リポート◎急がれる医療者の被曝低減策 FBシェア数:59
  5. 50歳女性。左下腿に生じた皮膚潰瘍 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  6. 地域包括ケアは「囲い込み」から「連合」へ 記者の眼 FBシェア数:141
  7. インフルエンザ脳症、今季初の死亡例 インフルエンザ診療Next:トピックス FBシェア数:257
  8. 人が死ぬ理由 じたばたナース FBシェア数:16
  9. 国際医療福祉大学医学部の志願者倍率は27.7倍 昨年開学した東北医科薬科大学を大幅に上回る人気 FBシェア数:429
  10. 片麻痺+ショックの答えはほぼ1つ カデット特集●救急Tips99 FBシェア数:0