2004.08.02

【続報】厚労省HPにヒジキのヒ素情報、1日当たり4.7g以下なら規定内

 厚生労働省は、英国食品基準庁(FSA)の発表を受け、Webサイトに「ヒジキ中のヒ素に関するQ&A」を掲載した。この中で同省は、1日当たり4.7g以上を連日摂取しなければ、世界保健機関(WHO)の規定以下で、健康リスクを高めることはないとしている。根拠としている論点は以下のとおり。

1.世界保健機関(WHO)が1988年に規定した無機ヒ素の暫定的耐容週間摂取量は、体重1kg当たり1週間に15μgで、体重50kgの人では1日当たり107μgに相当する。

2.FSAが発表した調査結果によれば、乾燥品を水戻ししたヒジキ中の無機ヒ素濃度は、最高で1kg当たり22.7mgだった。

3.したがって、体重50kgの人では1日当たり4.7g以上を継続的に摂取しなければ、WHO規定の耐容量を超えることはない。

4.生産量と輸出入量などから推定した国民1人当たりのヒジキ摂取量は、生状態で1日当たり約0.9gに過ぎない。

 厚労省のヒジキに関するQ&A情報はこちらを参照。(中沢真也)

■ 関連トピックス ■
◆ 2004.7.30 英国食品基準庁がヒジキを食べないように勧告、発癌リスクを高めると考えられる無機砒素含むため

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 2018年度ダブル改定で「看取り」の解釈が拡大 記者の眼 FBシェア数:192
  2. 「2025年」大予測! 医療改革は成功?失敗? 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:2
  3. 神になりたかった男 徳田虎雄 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:224
  4. 民間の医療保険? そんなの入る必要ありません Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:18
  5. 「20年目に給与1500万円」が目安? Cadetto Special●医者の値段 2017 FBシェア数:1
  6. 主訴<腰痛>での救急搬送で見逃せない疾患は? 患者到着前から始まるエマージェンシー臨床推論 FBシェア数:16
  7. 他界した弟に導かれて医師の道へ 人物ルポ■奄美群島の産婦人科医療に挑む小田切幸平氏 FBシェア数:113
  8. 外傷性気胸に胸腔ドレナージは要らない? Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:80
  9. 胸部や腹部のCT検査が腎切除術を増やす JAMA Intern Med誌から FBシェア数:72
  10. レビー小体型認知症の診断、改訂ポイントは? プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:59
医師と医学研究者におすすめの英文校正