2004.07.26

亜急性期入院医療管理料、大病院が届け出るケースも

 2004年診療報酬改定の目玉となった亜急性期入院医療管理料だが、中小病院だけでなく大病院が届け出るケースも出てきている(詳細は「日経ヘルスケア」8月号32ページの記事参照)。

 亜急性期入院医療管理料は、急性期から慢性期へ移行する過程にある患者や在宅からの急性増悪で入院した患者に対して算定する点数。90日まで1日当たり2050点で算定できる。手術やリハビリなどは出来高で算定できるほか、平均在院日数の除算対象になるなど“特典”が多い。そのため、中でも、“準急性期的”な患者を多く抱えがちな各地の中小病院が届け出の中心になるとみられていた。

 しかし、現実には、施設基準をクリアするためにかかるコスト増がネックとなって届け出を断念するケースなども多いとみられ、必ずしも事前の予想通りの状況ではないようだ。中小病院にとって新たな改装や職員の増員なしには、「患者1人当たりの病床面積6.4m2」や「看護体制2.5対1」といった施設基準を満たすことはなかなか難しい。そのため、病院関係者の中には、「施設基準を既に満たしている大病院の届け出が、秋以降に相次ぐのではないか」と予測する人もおり、今後、当初の見通しとは逆に、届け出の主体が大病院に偏る可能性もある。(久保俊介、日経ヘルスケア21

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 「説明を尽くしたのに敗訴」のなぜ 特集◎医療訴訟の落とし穴《動向編》 FBシェア数:467
  2. 日野原先生からいただいた二つの“謎”の言葉 佐藤綾子氏(ハリウッド大学院大学客員教授)に聞く FBシェア数:2
  3. 看護師がI.C.に同席し患者の理解をサポート 特集◎医療訴訟の落とし穴《対応編3》 FBシェア数:14
  4. 主訴「ちんちん痒い」 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:170
  5. 三環系抗うつ薬:うつ以外への処方も広がる NMO処方サーベイ FBシェア数:2
  6. 全身脱力の26歳男性の診断は? 徳田闘魂道場にようこそ〜国家試験と臨床との架け橋〜 FBシェア数:3
  7. 非専門領域の新薬、いつから使う? シリーズ◎岩岡秀明の糖尿病よろず相談所【藤沼康樹編】 FBシェア数:4
  8. 説明同意文書に死亡リスクを具体的に記載 特集◎医療訴訟の落とし穴《対応編2》 FBシェア数:62
  9. 裁判所が求めるインフォームド・コンセントとは 特集◎医療訴訟の落とし穴《インタビュー》 FBシェア数:144
  10. 主治医は言い訳をせずに真実をしっかり伝えよ 特集◎医療訴訟の落とし穴《対応編1》 FBシェア数:146