2004.07.26

オリンパス、先端形状の改良で患者の苦痛を軽減した泌尿器内視鏡の新製品を発売

 オリンパスは主に膀胱内疾患などの観察に用いる膀胱腎盂ファイバースコープの新製品「CYF-5A」を8月2日に発売する。価格は税込みで126万円。発売後1年間の国内販売台数目標は100台としている。北米、欧州、アジアでも7月下旬に発売する。

 最大の特徴は先端の形状を砲弾型にして尿道内の挿入を容易にし、患者の苦痛低減を図ったこと。同社が全国5医療機関の協力を得て、患者に対するアンケートを実施したところ、受診者(n=21)の76%が新機種による検査の方が痛くない(以前の方が痛い、または以前の方がやや痛い)と回答している。また、ファイバー部も先端付近を進行方向上側に湾曲させ、男性の前立腺手前で尿道が湾曲している部分の通過性を高めている。

 このほかの特徴は、1.光学系を改良してファイバーの網目を除去し、前機種に比べて画質を向上させた、2.単三型のニッケル水素電池で約60分間、リチウム電池パックで約110分間の連続点灯が可能な充電式光源「MAJ-922」(税込み9万7125円)を新たに装着できるようになり、設置型の光源が使えないICUや病棟、在宅での検査が可能になった、3.前機種と同様、高周波処置に対応しており、生検後の止血、微少病変の切除、焼灼に利用できる、など。

 オリンパスのプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

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