2004.07.23

健康・栄養研の「健康食品の安全性・有効性情報」から、にがりやマグネシウムに「痩身効果」があるのか

 にがりやマグネシウムに痩身効果があるという情報は信用できるのでしょうか−−。独立行政法人国立健康・栄養研究所のホームページに新設されたデータベース「健康食品の安全性・有効性情報」によると、答えは「確実な根拠・文献等はありません」でした。

 国立健康・栄養研究所は7月21日、「誤解されている健康情報の事例」を掲載。「『にがり』と『痩身効果』について」を取り上げています。

 その中で、「『糖の吸収を遅らせる』『脂肪の吸収をブロックする』『糖質代謝を促進する』などといったメカニズムから、ダイエット効果を論証するような情報があるが、いずれについても確実な根拠・文献等はない」と結論付けています。

 また、マグネシウムは、医薬品では下剤として使用されており、「食品であっても多量に摂取すると下痢になる可能性がある」と指摘しています。

 データベース「健康食品の安全性・有効性情報」では、(1)健康と食生活、「健康食品」の素材情報を正しく理解するための「健康食品」に関する制度概要などを取り上げる「利用に関する基礎知識」、(2)健康被害を起こした事例などを紹介する「安全情報・被害関連情報」、(3)特定保健用食品の個別情報、ビタミン・ミネラルの基礎知識、さらには流行の話題も随時トピックとして解説する「話題の食品成分の科学情報」などを提供することになっています。
 
 また、「健康食品」の素材情報データベースを構築中で、約100素材の安全性・有効性情報を集約し提供する予定となっています。対象は順次追加する計画です。

 「健康食品」の安全性・有効性データベースについては、厚生労働省の通知をご覧ください。

■メールマガジン「サプリ&機能性食品」の登録はこちらから

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 人工呼吸器の中止はモルヒネによる緩和ケア後に インタビュー◎集中治療における終末期医療の日米の違いを考える FBシェア数:146
  2. 頭に何かできました。もしかしてガンですか? 佐藤俊次の「毎日使うダーモスコピー!」 FBシェア数:29
  3. 「おちんちんが小さいのでは?」と聞かれたら 泣かせない小児診療ABC FBシェア数:50
  4. スポーツ貧血治療、実は結構気を遣うんです あなたの知らないスポーツ内科の世界 FBシェア数:28
  5. 32歳男性。全手指の爪症状 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  6. 2018改定で加速! 診療実績ない病院は淘汰へ 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:79
  7. 幻肢の痛みをバーチャルリアリティーで癒す トレンド◎幻肢痛の治療最前線 FBシェア数:94
  8. インフルエンザ発症直後は心筋梗塞が増える NEJM誌から FBシェア数:119
  9. 実は一番厄介なセンター国語対策をどうすべきか 松原好之の「子どもを医学部に入れよう!」 FBシェア数:5
  10. 当直が大人気、相澤病院の働き方改革とは 日本病院会会長の相澤孝夫氏に聞く FBシェア数:1984
医師と医学研究者におすすめの英文校正