2004.07.09

FDAが医師の操作で冠動脈バイパス術を行うロボットを承認

 米国食品医薬品局(FDA)は7月7日、胸骨切開術や開胸術による冠動脈バイパス術を、医師の操作に従って行うロボット、「Da Vinci Endoscopic Instrument Control System」を承認した。ロボットの“手首”をあやつることで、人間よりも巧妙な操作ができ、より複雑な動きを行ったり、手術道具をより正確にコントロールすることが可能になるという。

 このロボットには3つのアームがあり、色々な手術道具を操る仕組みになっている。外科医はハンドルと足ペダルを使い、コンピュータとビデオモニターを見ながらロボットに指示を出す。

 FDAのLester Crawford氏は、「今回、心臓に用いるこうしたシステムが開発されたことは、新たなロボット技術がいずれもたらすであろう、心臓外科診療現場の変化に向けた前進である」としている。

 同ロボットの製造元は、米Intuitive Surgical社(カリフォルニア州Mountain View)。なお、この手術用ロボットは既に、胆嚢手術や胃食道逆流疾患の手術などで活用しているという。

 詳しくは、FDAのニュース・リリースまで。
(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 49歳男性。進行性の高次脳機能障害 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
  2. 専攻医募集で総合診療が「惨敗」、その理由は? 記者の眼 FBシェア数:530
  3. 神になりたかった男 徳田虎雄 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:253
  4. 2018年度ダブル改定で「看取り」の解釈が拡大 記者の眼 FBシェア数:252
  5. インフルエンザ脳症で30代患者死亡、今季2例目 インフルエンザ診療Next:トピックス FBシェア数:303
  6. 「2025年」大予測! 医療改革は成功?失敗? 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:2
  7. 心房細動の電気的除細動後に脳梗塞発症 駒村和雄の「健康寿命で行こう」 FBシェア数:151
  8. 7対1と10対1を「急性期一般入院料」に再編 シリーズ◎2018診療・介護報酬同時改定 FBシェア数:39
  9. 医師の時短に向け直ちに実施すべき事項を明示 「医師の働き方改革に関する検討会」が緊急取り組み案と中間論点整理 FBシェア数:194
  10. 他界した弟に導かれて医師の道へ 人物ルポ■奄美群島の産婦人科医療に挑む小田切幸平氏 FBシェア数:154
医師と医学研究者におすすめの英文校正