2004.07.02

【癌治療の将来に関するアンケート調査2004】No.3 約7割が「施設による計算方法の違いが大きい」を支持



 MedWaveは米国癌治療学会の開催を機に、web上で「癌治療の将来に関するアンケート調査」を実施。6月7日から21日までに、120人の協力が得られた。調査ではまず、日経メディカルの「連載:がんの治療成績を読む」から主な記事を提示し、どの記事に関心があるのか尋ねた(関連トピックス)。その上で、現状のがん生存率開示について指摘されている様々な問題点を提示し、どの考えを支持するか尋ねた。
 
 その結果、「病期分類、症例数表示の有無など、施設による計算方法の違いが大きい」を支持した人が69.2%に上った(図4)。「施設内、施設間で生存率データの収集、処理について標準化が進んでいない」が66.7%、「院内のがん登録が稼動していない施設が多く、追跡率が低く、データの信頼性が低い」が58.3%、「専任担当者、管理用パソコン、整備費用など、ヒト、モノ、カネが十分に配分されていない」が54.2%で続いた。

「生存率を開示している病院が少ない」も47.5%で、過半数に迫っていた。

 調査では、臨床の第一線で活躍している医師を対象に、今後注目する癌は何なのか、癌治療における重要テーマは何か、癌治療で見直していくべき事項は何か、などについて尋ねた。(三和護)

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