2004.06.25

6月24日は「世界脳卒中の日」、開発途上国の脳卒中増加くい止める対策急務に

 開発途上国の人口高齢化に伴って、脳卒中患者が世界的に増加しつつあることから、世界脳卒中会議は6月24日朝、脳卒中の世界的負荷の解消を目指すとした「Stroke Global Solution」セッションを開催、今期大会長を努めているVladimir Hachinski氏が「本日6月24日を世界脳卒中の日(World Stroke Day)とする」と宣言した。

 声明では、「脳卒中は予防可能だが世界的に増加中で、放置すれば2020年までに患者数が倍増する」として、予防を国際的に実現する手段として次の4点を挙げている。
・健康的なライフスタイルを推進する
・一次予防、二次予防を目指した適切な投薬
・高コストで立証されていない不適切な手法を排除し、より適切なアプローチに資源を集中する
・あらゆるレベルの医療従事者に対する教育



 生活習慣病に対する予防活動として、取り立てて目新しいものはないが、「いったん発症した場合、Quality of Lifeの低下は著しく、家族や社会の負荷は極めて高い」(Hachinski氏)だとして、心臓病や癌と同様、対策に注力すべきだと訴えていた。(中沢真也)


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