2004.06.23

【MedWave調査:2型糖尿病の薬物治療】No.2 薬物治療開始の目安、HbA1c値「7.0%以上」が4割

 MedWaveは5月、日本糖尿病学会を契機に「2型糖尿病の薬物治療」調査を実施した。医療現場の第一線で活躍する医師に、2型糖尿病を中心に、その治療方針、薬の処方経験、糖尿病に関する情報ニーズなどを尋ね、糖尿病診療の今を明らかにすることが目的。このほどその結果まとまった。本日は薬物療法を開始する際の検査指標と数値について報告する。

 調査は、協力者にアンケート画面にアクセスしてもらい、web上で各質問に回答する方法で実施。MedWaveの会員医師にアンケートへの協力を要請するメールを配信。5月17日から30日までに300人から回答を得た(プロフィールについては関連トピックス参照)。

 前回報告したように、2型糖尿病の薬物治療開始で重視する検査指標については、「HbA1c」と答えた人が94.3%と圧倒的に多く、「随時血糖値」の42.0%、「空腹時血糖値」の33.7%を大きく引き離していた(複数回答)。

 2型糖尿病の薬物治療を開始する際に重視する検査指標について、その数値を尋ねた結果が図5、6、7である。

 HbA1cについては、「7.0%以上」との回答がもっとも多く、37.3%に達した(n=294)。「6.6」との回答も18.3%あり、軽症の糖尿病を視野に入れた治療が行われている様子がうかがえた(図5)。



 随時血糖値については、「200mg/dL以上」との回答が58.2%で抜きん出ていた(n=213、図6)。



 空腹時血糖値では、「140mg/dL以上」がもっとも多く31.9%だった(n=216)。「120mg/dL以上」が14.4%、「125mg/dL以上」が13.9%、「150mg/dL以上」が12.5%で続いている(図7)。



 次回は、軽症2型糖尿病治療の第1選択薬について報告する予定。
(三和護)

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