2004.06.23

スーダン南部のエボラ出血熱、当初30人とされた患者のうち12人は麻疹と判明

 世界保健機関(WHO)は6月22日、スーダン南部Western Equatoria州Yambio郡で発生したエボラ出血熱の流行で、疫学的追跡と臨床検査の結果を踏まえて再評価をした結果、発症者は18人、死亡者は6人だったと発表した。6月11日時点では発症者30人、死亡7人としていたが、発症者とされていた残り12人は米疾病対策センター(CDC)の検査の結果、麻疹(はしか)だったことが判明した。詳細はまだ不明だが、衛生状態や栄養、医療サービスが十分でない地域で麻疹に罹患した場合、かなり重症に推移することを示唆する報告と見ることができそうだ。Yambio郡の保健当局は6月17日までに、エボラ出血熱流行は制圧されたと発表しているが、WHOではサーベイランスと接触調査は継続中だとしている。

 WHOのプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 誤嚥性肺炎って何科の疾患? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:128
  2. 62歳男性。口唇のしびれと呼吸困難 日経メディクイズ●神経内科 FBシェア数:0
  3. 62歳女性。下肢に多発する、浸潤を触れる紫斑 日経メディクイズ●皮膚 FBシェア数:0
  4. 意外と難しい運動誘発性喘息の診断 あなたの知らないスポーツ内科の世界 FBシェア数:35
  5. 卵アレルギーは「微量のゆで卵」で防ぐ リポート◎学会が提言、アトピー乳児は早期から卵摂取を FBシェア数:136
  6. 若年男性に生じた発熱と多関節痛、何を疑う? カンファで学ぶ臨床推論 FBシェア数:1
  7. 外国人診療で増えつつある「母国の親戚」問題 小林米幸の外国人医療奮闘記 FBシェア数:27
  8. 鳥インフルエンザ(H7N9)のヒト化が進む 特集◎いつもと違う! 今冬のインフルエンザ《4》 FBシェア数:6
  9. カフェイン中毒――侮ってはいけない市販薬 EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」 FBシェア数:1
  10. インフル迅速検査、全例には必要ありません! 特集◎いつもと違う!今冬のインフルエンザ《2》 FBシェア数:466