2004.06.16

NEC 電子カルテシステムの新製品を発売、パッケージ化で1床60万円程度から

 NECは6月16日、病院向け電子カルテシステムの新製品「MegaOak-BS(メガオークビーエス)」の販売を始めたと発表した。同社がこれまで販売してきた電子カルテ「MegaOak」の機能をパッケージ化し、低コスト化を図った。

 既存製品のMegaOakは、主に300床以上の大病院向けで、病院個別のカスタマイズを施して提供する形の製品。これに対し、今回発売したMegaOak-BSは、あらかじめ標準的な業務フローを定型化したレディメイド型の製品である。主に300床以上の病院向けという点に変わりはないが、「これまでは1床100万円程度かかっていた電子カルテを、1床60万円程度から導入できるようにした」(医療ソリューション事業部長の河渕博史氏)という。

 MegaOak-BSは、利用機能別に構成する3種類のパッケージで構成する。具体的には、(1)オーダリング機能のみの「オーダーパック」、(2)オーダーパックに電子カルテ機能を加えた「ベーシックパック」、(3)ベーシックパックをフルペーパーレス環境で使えるように強化した「ペーパレス志向パック」−−である。このほかにオプションとして、医療ミス防止にPDA(携帯情報端末)とバーコードシステムを利用する「ペイシェントセーフティオプション」や、部門別原価計算や物流管理などの機能を備えた「経営支援オプション」など、4種類のオプション機能を用意する。

 MegaOak-BSの最小構成パッケージとなるオーダーパックの価格は、300床クラスの病院が導入する場合で1億8000万円から。NECは今後3年間で200セットの販売を見込む。(川崎慎介、日経ヘルスケア21

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