2004.06.16

チャイルドシート使用状況、1年前より1割近く減る−−警察庁とJAFの調査で判明

 警察庁と日本自動車連盟(JAF)は6月10日、チャイルドシート使用状況についての全国調査結果を発表した。これは、今年4月20日から5月15日までの間の全国103カ所で乳幼児1万2865人を対象として実施した調査に基づくもの。6歳未満全体の平均使用率は47.4%で、前年同時期の51.7%に比べて4.3ポイント、約9.2%落ち込んだ。年齢別の内訳を見ると、1歳未満では、前年の72.0%に対して73.6%と改善しているが、1〜4歳では前年の52.5%から48.0%に、5歳では前年の31.2%から28.0%に低下した。

 2003年の実績では、チャイルドシート使用の場合の致死率(死傷者全体に対する死亡者数の割合)は0.11%、死亡重傷率(死傷者全体に対する死亡者と重傷者の割合)は1.12%だったのに対し、チャイルドシート不使用の場合は、それぞれ0.41%、2.00%で、チャイルドシートを使わなかった場合の致死率は使った場合の約3.9倍、同じく死亡重傷率は約1.8倍と高率だった。

 1歳以上の幼児の死因の第1位は不慮の事故であり、交通事故は転倒・転落ややけど、外傷などにつぐ上位を占める。世界保健機関(WHO)は交通事故を健康問題と捉えたキャンペーンを実施している。

 警察庁のプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

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