2004.06.07

メールマガジン「米国臨床癌学会2004」No.1 配信

 米国臨床癌学会(ASCO)の第40回年次集会が6月5日、米国ニューオーリンズで開幕しました。MedWaveはこれに合わせトピックスを速報するサイト「米国臨床癌学会ダイレクト」を開設しました。本日は6月6日までにオンエアしたトピックスをメールマガジン「Professional Mail 「米国臨床癌学会2004」No.1/2004/6/7 from MedWave」にまとめました。なお、このメールマガジンはプロフェッショナル・プログラムの登録者でメール配信を希望された方に配信しています。

MedWave Mail臨増/2004/6/7] ゲムシタビンとの併用がタキサン単独に比べ転移性乳癌患者の生存期間を延長
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Professional Mail 「米国臨床癌学会2004」No.1/2004/6/7 from MedWave】
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ゲムシタビンとの併用がタキサン単独に比べ転移性乳癌患者の生存期間を延


 新規抗癌剤ゲムシタビン(商品名ジェムザール)とパクリタキセル(タキソ
ール)の併用療法が、パクリタキセル単独療法に比べ、転移性乳癌患者の生存
期間を有意に延長させるとする第3相試験の結果が、6月5日の
ORALPRESENTATION「Breast CancerII」で発表された。この結果を発表した
Loyola大学メディカルセンター(米国)のK.Albain氏は、「ゲムシタビンとパ
クリタキセルの併用療法はタキサン系単剤に比べ、総生存率を向上させる非常
に有望な治療法である。今後、ゲムシタビンとの併用療法が転移性乳癌患者の
新しい標準的な第一次レジメンとなるだろう」と語った。

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経口抗癌剤(UFT)による乳癌術後補助療法が標準治療(CMF)と同等の効果

 腋窩リンパ節転移陽性の乳癌術後患者(ステージ1,2,3A)を対象に、フッ
化ピリミジン系経口抗癌剤(UFT)による補助療法と標準的補助療法(CMF;シ
クロホスファミド、メトトレキセート、5-FU)とを比較した日本での多施設ラ
ンダム化比較試験(RCT)の結果が、6月5日のポスターセッションで発表され
た。

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進行期低悪性度非ホジキンリンパ腫
化学療法後のリツキシマブ投与で進行を遅らせる効果


 低悪性度非ホジキンリンパ腫のステージ3と4の患者に対し、化学療法を行
った後のリツキシマブ(商品名:リツキサン)による維持療法についての第3
相試験で、病気の進行を遅らせる効果があるとする研究結果が出た。6月5日
の一般口演で、米New York大学のHoward S. Hochster氏らの研究グループ、
Eastern Cooperative Oncology Groupが報告したもの。

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C型肝炎ウイルス(HCV)の遺伝子解析でHCV関連肝癌の発生リスクを予測

 C型肝炎ウイルス(HCV)感染が肝臓癌の発生リスクを高めることが知られて
いるが、個々の患者のHCV遺伝子を解析することにより、将来の肝癌の発生リス
クを予測できることが臨床研究のメタアナリシスで明らかになった。東京大学
先端科学技術研究センター助教授の森口尚史氏が、6月5日のポスターセッシ
ョンで発表した。

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リツキシマブを加えた化学療法
60歳未満の低リスクびまん性B大細胞非ホジキンリンパ腫の2年生存率が95%


 60歳以下の低リスクびまん性B大細胞非ホジキンリンパ腫(DLBCL)の患者に
対し、従来の化学療法レジメンに加え、リツキシマブ(商品名:リツキサン)
を投与することで、約2年後の生存率が10%改善し、95%に達することを示す
研究結果が出た。これは、ドイツSaarland大学のMichael G.M.Pfreudschuh氏ら
が行ったリツキシマブの治験第3相の結果で、6月5日、ニューオリンズで行
われている米国臨床癌学会(ASCO)で発表された。これまでに、リツキシマブ
が60歳超のDLBCL患者の生存率を上げることを示す研究結果はあったが、60歳未
満低リスク患者に対しても生存率を上げることを示す結果は初めて。

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ボルテゾミブが多発性骨髄腫の進行を遅らせ生存率を改善
治療後1年死亡リスクを3割減


 ボルテゾミブ(一般名)の多発性骨髄腫に対する治験第3相で、高用量デキ
サメタゾンと比較した結果、病気の進行を遅らせ、治療後1年間の死亡リスク
を、約3割減らすことができるという研究結果が出た。これは、6月5日の記
者発表会で米Dana-Farber Cancer InstituteのPaul G. Richardson氏が、6日
の一般口演に先駆けて報告した。

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非小細胞肺癌の骨転移は見逃されている可能性

 非小細胞肺癌(NSCLC)における早期の骨転移が見逃されている可能性があ
る。Royal Melbourne Hospital(オーストラリア)のLouis Irving氏は、6月
5日のポスターセッションで文献的考察からこのように警告した。

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乳癌骨転移に対するゾレドロン酸の有用性、本邦プラセボ対照無作為化試験
で明らかに


 新世代のビスホスホネートであるゾレドロン酸が乳癌骨転移例における骨合
併症の発症数をプラセボに比べ43%減少させることが、本邦で実施された無作
為化二重盲験試験で明らかになった。兵庫県成人病センターの河野範男氏らが
5日のポスターセッションで報告した。

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