2004.04.20

【ACC2004:循環器治療の最新動向に関する調査】No.6 診断群分類別包括評価(DPC) 「民間病院への導入もやむをえない」が31.7%



 MedWaveは、米国心臓学会(ACC2004)を機に「循環器治療の最新動向に関する調査」を実施した。その続報を報告する。

 調査では、今後注目すべき循環器疾患は何なのか、ALLHATの発表後に降圧薬の処方動向は変化したのか、循環器疾患の診療に携わる医師が関心を持っているテーマは何なのか、などを尋ねた。

 その中で、急性期入院医療の診療報酬において本格的導入が検討されている診断群分類別包括評価(DPC)に対する意見も求めた。

 この制度をどのように評価しているのか尋ねたところ、「民間病院への導入もやむをえないと考えている」と回答した人が31.7%ともっとも多かった(上の図、有効回答数104)。

 「たとえ試行的であれ、民間病院への導入を評価している」は11.5%で、「やむをえない」を加えると、43%が導入を受け入れる姿勢を示していた。

 一方、「現時点での民間病院への本格導入は時期尚早と考えている」は24.0%、「民間病院への導入拡大には反対である」は13.5%で、37.5%は少なくとも現時点で反対の立場にあることがわかった。「わからない」は19.2%。
 
 勤務している病院がDPCに対してどのような対応をとっているのか尋ねたところ、「大学病院あるいは国立がんセンター、国立循環器病センターのいずれかなので、すでに導入している。現在、制度の検証作業などを進めている」との回答が25.4%あった(有効回答59、下の図)。



 「まだなにも検討していない」が52.5%と過半数を占めていたが、一方で「民間病院だが制度導入をすでに決めた」が3.4%、「民間病院だが、制度導入に前向きに取り組んでいる」が6.8%と積極的なところも出ていた。

 「民間病院だが、導入しない方向で検討している」が6.8%、「民間病院だが、制度導入は見送ることになった」が3.4%だった。

 調査は、MedWaveの会員医師にアンケートへの協力を呼びかけ、3月8日から22日までに104人の協力が得られた。回答者のプロフィールは表の通り(お忙しい中、調査にご協力いただきましてありがとうございました)。

 以上の結果に対して、皆さんのご意見をお寄せください。あて先は、miwa@nikkeibp.co.jpまでお願いいたします)。
(三和護)


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