2004.04.20

【ACC2004:循環器治療の最新動向に関する調査】No.5 今後「もっとも注目すべき循環器疾患」のその理由(2)

 MedWaveは、米国心臓学会(ACC2004)を機に「循環器治療の最新動向に関する調査」を実施した。その続報を報告する。

 調査では、今後注目すべき循環器疾患は何なのか、ALLHATの発表後に降圧薬の処方動向は変化したのか、循環器疾患の診療に携わる医師が関心を持っているテーマは何なのか、などを尋ねた。

 今後注目すべき循環器疾患を挙げてもらったところ、前回報告したとおり、「本態性高血圧」が66.3%でトップだった。2位は「急性心筋梗塞」(61.5%)、3位は「脳梗塞」(59.6%)だった。「狭心症」と「不整脈」も50.0%で半数に達していた。

 もっとも注目すべき循環器疾患を尋ねた結果では、やはり「本態性高血圧」が29.8%とトップだった(下の図)。2位は「動脈硬化」で23.1%。3位は「急性心筋梗塞」で19.2%だった。ちなみに2年前の調査結果では、「動脈硬化」がトップ。「心不全」が2位、「急性心筋梗塞」が3位だった。「本態性高血圧」は14%で4位(回答者数50)。
 


 「もっとも注目すべき循環器疾患」を挙げた理由を尋ねたところ、様々な意見が寄せられた。前回、上位を占めた「本態性高血圧」「動脈硬化」「急性心筋梗塞」の各疾患ごとに、主な理由を紹介した。今回は、それ以外の意見を疾患ごとに紹介する。

高血圧性心疾患
◇血管病変が主体と考えているから
◇高血圧症は今一番頻度の高い疾患である。患者の高齢化とともにその末期の高血圧性心疾患は循環器疾患の中で重要になると思われる。
◇多くの循環器、脳疾患に疾患に関わりうるため。
◇あらゆる疾患の原因になりうるところでは最多の疾患である。他の疾患もむろんケアは必要であるが、頻度は多くない。
◇今後増加していくと考えられるから。

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