2004.04.19

セブン‐イレブン、専用商品で初の機能性食品を発売へ 森永製菓・カルピスと共同開発した「大豆ペプチド」入り飲料・食品

 セブン‐イレブン・ジャパンは、森永製菓とカルピスと組んで、大豆ペプチド4gを配合した飲料や食品を、セブン‐イレブン専用の商品として発売する。

 大豆ペプチドは、脳の機能を向上することが、東北福祉大学感性福祉研究所の畠山英子教授らの研究で解明されている。

 実験では、10人に暗算などの課題を行う20分前に大豆ペプチド4g(4000mg)を飲ませた。すると、脳にかかる負荷(前頭部の酸素化ヘモグロビン濃度の上昇)を大豆ペプチドが抑制できることが、プラセボ対照試験でわかった――(関連トピックス)。

 4月21日にカルピスが飲料「ペプチドパワー」(100mlビン入り160円)、森永製菓がゼリー飲料「ウイダー in ゼリー ダイズペプチドイン」(180g入り204円)を発売。

 次いで5月12日に、森永製菓がバランス栄養食「ウイダー リカバー(ブロック)」(60g210円)を発売する。

 配合する大豆ペプチドは、不二製油が供給する。同社は1982年頃から大豆ペプチドの研究を開始し、2004年3月には月産能力120tの新工場を建設し、稼動を開始している。120tは、4g配合の飲料3000万本分に相当する。セブン‐イレブン・ジャパンが大豆ペプチドがしっかり入った飲料や食品を発売することは、大豆ペプチドの需要拡大で大きな意味を持ちそうだ。

 セブン‐イレブン・ジャパンは店舗数が1万店を超え、2004年2月期決算では全店売上高が前期比5.9%増の2兆3431億円となり、24期連続の増益増配を達成した。

 同社は、年代を問わず多くの消費者が健康に配慮した商品に多大な関心を持ち、機能性食品の需要が高まっていることに注目。大豆ペプチドを研究・原料供給している不二製油、さらにカルピス、森永製菓と共同開発を進め、今回の商品発売を実現した。

 健康志向が高まる中、セブン‐イレブン・ジャパンは今回の取り組みを初めとして、今後も機能性の高い商品を開発し、変化し続ける消費者の要望に応えていくとしている。

 なおカルピスは、セブン‐イレブンのオリジナル商品「ペプチドパワー」とは別に、4月19日に大豆ペプチドを2g配合した飲料「もイチド」(500mlペット入り147円)を、販売チャネルを限定しない商品として全国で発売する。
 カルピスは、大豆ペプチドの健康機能を消費者にやんわりと伝えるため、両飲料に「自分回復飲料」と表示する。(河田孝雄)

■ 関連トピックス ■
◆2004.2.27 不二製油、「大豆ペプチド」の生産を10倍に増強
エビデンスが続々、2004年のヒット商品の予感

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