2004.04.14

タミフル1歳未満児投与の実態調査 小児科学会関連2学会の協力得て4月中にも開始

 1歳未満児へのタミフルドライシロップ(一般名:リン酸オセルタミビル)投与の安全性を把握するための調査が、4月中にも始まる。既に内定していた日本外来小児科学会に加え、日本小児感染症学会も4月10日に開催された評議員会で調査への協力を決めた。調査は日本小児科学会が主催し、中外製薬が実施する形になる。

 調査は、2003年11月から2004年3月までの今期インフルエンザシーズンを対象とした後ろ向き調査と、次期インフルエンザシーズンに実施する予定の前向き調査との2段階で行う。

 今シーズンの実態調査では、有害事象の把握を主な目的として、投与量と投与後の患児の容態を中心に調べる。調査は調査票と電話による聞き取りで行う。調査期間は4月中旬から7月を目途としている。

 調査は外来小児科学会と小児感染症学会の会員が所属する施設を対象とする。原則として全例調査を行う予定で、最終的に数百件の症例数を見込んでいる。調査結果は次期インフルエンザシーズン前までにまとめ、各学会に報告する予定という。

 前向き調査については、「今年冬の次期インフルエンザシーズンに行う予定だが、実態調査の結果を踏まえて調査内容を決める。詳細は未定」(中外製薬安全性情報部グループマネジャーの橋本雅実氏)という。(熊介子)

■ 関連トピックス ■
◆2004.4.5 日本小児科学会、タミフルの1歳未満投与について近く調査を実施

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