2004.03.30

【2004年診療報酬改定】 亜急性期管理料の退院患者要件、3カ月通算でクリアなら認める方向

 厚生労働省は2004年診療報酬改定で新設された「亜急性期入院医療管理料」の退院患者の要件について、「一つの例として、在宅等への復帰者が3カ月通算で6割以上であれば算定を認めていきたい」との考えを示した。

 亜急性期入院医療管理料の施設基準では、「退院患者は在宅等への復帰者が6割以上でなければならない」と定められている。だが、算定する病床が少ない病院では、例えば退院患者が月に二人しか出ず、うち一人が自宅に戻らないと6割の基準を下回り、算定要件をクリアできない。この点について、同省保険局医療課では「1カ月の実績だけではなく3カ月の通算でみるなど、一定の条件を満たせば算定を認めていきたい。詳細については後日、Q&Aなどで明らかにする」としている。

 亜急性期入院医療管理料は一般病棟の病室単位で算定する。対象は一般病床の1割以下で、最大40床しか設定できない。100床未満の病院では最大で10床設定できる。

 日経ヘルスケアでは、4月号(4月8日発売)の巻頭特集で、診療報酬改定について詳細に解説した「徹底解剖!2004年診療報酬改定」を掲載しますので、ご参照ください。
(村松謙一、日経ヘルスケア21

■ 関連トピックス ■
◆ 2004.3.24 亜急性期の在宅復帰支援担当者、「病棟業務との兼務は適当ではない」

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 難治性皮膚潰瘍を再生医療で治す リポート◎大リーガー田中将大投手のケガも治したPRP療法とは? FBシェア数:11
  2. トイレにこそ、人間の尊厳がある Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」 FBシェア数:470
  3. 輸液の入門書 医学書ソムリエ FBシェア数:0
  4. わいせつ容疑の外科医、初公判で無罪を主張 「乳腺科医のプライドにかけて無罪を主張します」 FBシェア数:568
  5. 医療者は認知症家族との暮らしが分からない 患者と医師の認識ギャップ考 FBシェア数:127
  6. 野菜食べてる? 村川裕二の「ほろよいの循環器病学」 FBシェア数:83
  7. 難治性慢性咳嗽にボツリヌスが効く!? Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:52
  8. 広がる安易な帝王切開、母体死亡率高まる危険性 国境なき医師団が見た世界の医療現場 FBシェア数:27
  9. 金属に対する生体吸収ステントの優位性示せず Lancet誌から FBシェア数:94
  10. 下血? 血便? 赤いの? 赤くないの? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:132