2004.03.22

FDAらがメチル水銀含有量に基づく魚貝類摂取に関する勧告を改定

 米国食品医薬品局(FDA)と米国政府の環境保護部門であるEnvironmental Protection Agency (EPA)は3月19日、メチル水銀含有量に基づく魚貝類摂取に関する勧告を、2001年以来初めて改定した。これは、妊婦や妊娠可能性のある女性、授乳中の母親、小さな子供の多量の水銀摂取を防ぐことが目的。

 新勧告では、1.サメ、メカジキ、大型のサバ(キング・マッカエル)、タイルフィッシュ(アマダイの一種)は食べないこと、2.水銀含有量の少ない多種の魚貝類を食べ、1週間の総摂取量は12オンス(約340グラム)までとすること、3.地域の湖や川、沿岸で家族や友人が採った魚については、地域の専門家に意見を聞くこと。それができない場合には、食べる量を6オンス(約170グラム)までに抑え、その週にはそれ以上魚を食べないこと−−としている。

 また、最も一般的に食用となっている魚貝類で水銀含有量が少ないもとのして、エビ、缶入りライトツナ、サケ、スケソウダラ、アメリカナマズを挙げている。一方、アルバコア・ツナ(まぐろの一種)は缶入りライトツナよりも水銀含有量が多いため、1週間に6オンスまでの摂取に留めた方がいいとしている。

 詳しくは、FDAによる、ニュース・リリース、または勧告本文まで。さらに主な魚貝類の水銀含有量の調査結果は、http://www.cfsan.fda.gov/~frf/sea-mehg.htmlで見ることができる。
(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 女子マネ死亡…AEDを巡る論争に言いたいこと 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:0
  2. 医師のあこがれ? 「ブラックカード」の魅力 Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:0
  3. オペ時の血糖はやはり7%まで下げるべき? シリーズ◎岩岡秀明の糖尿病よろず相談所【藤沼康樹編】 FBシェア数:85
  4. 21歳女性、突然の腹痛の原因は心臓にあった! 医師の知らない?検査の話 FBシェア数:35
  5. 日野原先生からいただいた二つの“謎”の言葉 佐藤綾子氏(ハリウッド大学院大学客員教授)に聞く FBシェア数:31
  6. 潰瘍性大腸炎に初の体外診断薬、その実力は? リポート◎再燃の早期発見に威力、内視鏡検査の頻度を減らす効果も FBシェア数:7
  7. 自分の家で、この子を抱きしめて川の字で寝たい 患者と医師の認識ギャップ考 FBシェア数:128
  8. Q.創閉鎖前のポビドンヨード洗浄は有効? シリーズ◎その手術部位感染対策、合っていますか?(3) FBシェア数:180
  9. 主訴「ちんちん痒い」 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:176
  10. 「説明を尽くしたのに敗訴」のなぜ 特集◎医療訴訟の落とし穴《動向編》 FBシェア数:503