2004.03.19

ニナファームジャポン、臨床試験を全商品群に実施 抗酸化成分入り化粧品とサプリの本格販売を開始

 フランスのニナファーム社(本社:フランスのアヌシー)の日本法人、ニナファームジャポン(東京都中央区)は2004年3月から、独自の抗酸化物質を配合した化粧品とサプリメントの本格販売を開始した。

 仏ニナファーム社は、オリーブの葉やローズマリーといった植物から、特許取得済みの独自製法で抗酸化物質を抽出し、それを欧米の製薬・化粧品メーカーなどに供給している原材料メーカー。

 同社は日本法人を2003年7月に設立、同年12月から消費者向け6商品のテスト販売を日本で実施していた。

 自社ブランドでの消費者向け商品は、今回の日本が初。

 ニナファームジャポンのベジット・イディアス会長は、「化粧品やサプリメントの市場が飽和状態にある日本への進出は、私たちの挑戦でもある。当社の強みは、投入する商品群すべてに臨床試験を実施して、効果を確認していること」と語る。

 同社がフランスで行った臨床試験の結果を見てみると−−。

 白インゲン豆、ローズマリー、オリーブの葉から抽出した複合成分の「オキシリア」は、食事でとった糖質の吸収を抑制する作用がある。

 標準体重より5〜15kgオーバーの肥満男女60人(25歳〜50歳)を30人ずつ2群に分け、一方に1日500mgのオキシリア、他方にはプラセボ(偽薬)を飲んでもらった。

 1カ月後、オキシリア群は体重が平均2.96kg減、プラセボ群は同0.348kg減という結果が出た。

 同社は、供給する原材料の効果を臨床試験で確認してきたが、今回の消費者向け商品でも全商品群に対して、日本人を対象とした臨床試験を実施、効果を確認しているという。

 今回、本格販売する化粧品やサプリメント計6商品は次の通り。

・ダイエットサプリメントの「オキシリア」(1包3粒×60包の約30日分、2万1000円)
・スイカから抽出した抗酸化物質「アクティソッド」を主成分とする化粧水「アクティソッド ローション」(120ml、8400円。30ml、2625円)
・保湿液「同ジェル」(35g、1万2600円。10g、4200円)
・ビタミンC誘導体配合の美容液「同エッセンス ソレイユ」(10ml、7350円。10ml×3本、2万2050円)
・レチノール配合の美容液「同エッセンス クレール」(10ml、7350円。10ml×3本、2万2050円)
・石けんの「サヴォン アンベリール」(120g、5250円)

 なお、販売チャネルは当面、通信販売のみで行う。

 また、日本でのオキシリアやアクティソッドなどの原材料供給に関しては、「今年の年末をメドに、企業との接触を始めたい」とイディアス氏。

 抗酸化物質は、糖尿病をはじめとした生活習慣病の改善にも効果を期待できる。同社は化粧品・サプリメント分野での市場開拓を足場に、医薬品業界への参入も狙う。(小山千穂)

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