2004.02.17

セントラルメディカルサービス 東京都杉並区で3カ所目の有老ホームを開設へ

 鶴巻温泉病院(神奈川県秦野市、596床)などを運営する医療法人三喜会のグループ会社(株)セントラルメディカルサービス(東京都渋谷区)は2004年4月、東京都杉並区の高級住宅地に介護付き有料老人ホーム「アライブ荻窪」を開設する。同社は既に、杉並区の浜田山と松庵の2カ所で高価格型の施設を運営しているが、今回、両施設から3kmほどしか離れていない場所に3施設目となるアライブ荻窪をオープンすることで、同区やその周辺に住む富裕層のさらなる開拓を図っていく考えだ。

 アライブ荻窪は、土地オーナーに新しく建物を建ててもらい、同社が一括して借り上げる“新築リースバック方式”で開設する予定。3階建てで個室を37室設け、居室面積は「有料老人ホーム設置運営標準指導指針」の設備基準に定められている13平方メートルよりも広い18.0〜30.4平方メートルとする。

 介護職員の配置は人員基準より手厚い1.5対1程度とし、各階を1ユニットとしてケアを実施する方針。さらに、敷地面積の3分の1程度を庭園や散策路とし、入居者が落ち着いた環境で生活できるようにする考え。入居費用は1800万〜4500万円、月額利用料(管理費と食費)は23万〜30万円。

 同社が運営するこのほかの2施設も、入居費用は2000万弱〜3000万円、月額利用料は20万円前半と高額だが、現時点でほぼ満室状態となっており入居待機者も多い。

 介護保険制度の施行以降、有老ホームは急増しているが、都心では供給がまだ不足している上、料金は高めでも馴染んだ生活環境で暮らしたいと考える富裕層は多く、同社では、地域に密着した事業展開をすることでこの需要をいち早く取り込んでいく考えだ。今後は、東京都新宿区で複数の施設を開設していくことも計画している。(豊川琢、日経ヘルスケア21

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