2004.02.12

【高血圧治療に関する調査】その6 降圧薬の採用理由、「臓器保護効果がある」はARBとACE阻害薬で高い

 MedWave「高血圧治療に関する調査」の続報をお届けする。今回は、銘柄別分析から、「降圧薬の処方理由」について報告する。調査では、対象とした50銘柄を提示し、採用している銘柄の回答を求めたのと同時に、その銘柄の採用理由も尋ねた(複数回答)。その結果を系統別にまとめ、採用の理由ごとに平均値を表した(表参照、循環器内科医の場合)。 

 その結果、第一選択薬選定の項目で多くの医師が選択理由に挙げた「降圧効果が確実」と「臓器保護効果があること」について注目すると、「降圧効果が確実」については、Ca拮抗薬とA2受容体拮抗薬(ARB)の平均値が高く、「臓器保護効果がある」についてはARBとACE阻害薬の平均値が高くなっていることがわかった。この傾向は専門医、一般医問わず同様だった。

 また全体としては、すべての採用理由でARBの平均値が上位にあり、ARBが高い評価を得ていることがうかがえた。これは、いずれの医師グループでも同じ傾向にあった。

 今回の調査では主要50銘柄について、現在処方している銘柄や採用理由、評価などを尋ねた(調査対象銘柄は調査概要へ)。(三和護)



――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「医薬品マーケティング調査◇降圧薬の採用・評価の実態」を提供

「高血圧治療の実態調査(第3回)」がまとまりました。銘柄別の分析結果とリポート(CD-ROM付き)につきましては、マーケティングデータとして製薬企業を対象に販売致します。詳細は以下へお問い合わせください。
■〒102-8622 東京都千代田区平河町2-7-6
日経BP社 医療局広告(担当:柴谷、電話:03-5210-8036、
FAX:03-5210-8321、 E-mail nm-ad@nikkeibp.co.jp
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 難治性皮膚潰瘍を再生医療で治す リポート◎大リーガー田中将大投手のケガも治したPRP療法とは? FBシェア数:11
  2. トイレにこそ、人間の尊厳がある Dr.西&Dr.宮森の「高齢者診療はエビデンスだけじゃいかんのです」 FBシェア数:470
  3. 輸液の入門書 医学書ソムリエ FBシェア数:0
  4. わいせつ容疑の外科医、初公判で無罪を主張 「乳腺科医のプライドにかけて無罪を主張します」 FBシェア数:568
  5. 医療者は認知症家族との暮らしが分からない 患者と医師の認識ギャップ考 FBシェア数:127
  6. 野菜食べてる? 村川裕二の「ほろよいの循環器病学」 FBシェア数:83
  7. 難治性慢性咳嗽にボツリヌスが効く!? Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ FBシェア数:52
  8. 広がる安易な帝王切開、母体死亡率高まる危険性 国境なき医師団が見た世界の医療現場 FBシェア数:27
  9. 金属に対する生体吸収ステントの優位性示せず Lancet誌から FBシェア数:94
  10. 下血? 血便? 赤いの? 赤くないの? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:132