2004.02.12

【インフルエンザ速報】 H5N1感染のベトナム姉妹、再報告でもヒト型ウイルス遺伝子の混入なし

 ベトナムでヒト−ヒト感染が疑われている症例の報告に別人の検査データが紛れ込んでいた問題で、世界保健機関(WHO)は2月11日、再調査の結果、当初発表と同じく、ヒトインフルエンザウイルスの遺伝子が混入した形跡はなかったと発表した。これは、新婚夫妻と夫の妹2人が高病原性トリインフルエンザ(H5N1)に感染し、鶏への接触が確認されていない一人について、家族からのヒト−ヒト感染が疑われていたもの。結果的には心配されていたH5N1のヒト型への変異がまだなかったことが確認されたことになる。

 WHOでは同日、H5N1に関する国際的サーベイランスのガイドラインを発表した。英文25ページからなるガイドラインでは、H5N1ヒト感染の確定診断についての定義、WHOへの報告様式、ヒト−ヒト感染を検出するための感染パターン監視法などを掲載している。

 世界保健機関(WHO)が2月11日に発表したH5N1流行速報第21報はこちらまで。(中沢真也)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. エリートサラリーマンが子どもに私立医学部を勧める… 松原好之の「子どもを医学部に入れよう!」 FBシェア数:28
  2. 主訴「僕、麻疹かもしれない」 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:88
  3. 某球団の熱烈ファンを狙った医師採用戦略 裴 英洙の「今のままでいいんですか?」 FBシェア数:121
  4. 「オギノ式」を生んだ荻野久作夫妻の絆 病と歴史への招待 FBシェア数:3
  5. OSA患者のCPAP使用は性生活の質を改善する JAMA Otolaryngol Head Neck Surg誌から FBシェア数:10
  6. 探してます。自然な理由を 病院珍百景 FBシェア数:15
  7. 高齢者の結核に要注意、フレイルは治療のリスク 学会トピック◎第60回日本老年医学会学術集会 FBシェア数:39
  8. 麻疹で困っている、知りたい、気になることは? ソーシャルネットワークでAMRに挑む FBシェア数:13
  9. ムコイド型耐性肺炎球菌に新たな耐性菌が 学会トピック◎第92回日本感染症学会・第66回日本化学療法学会 FBシェア数:20
  10. どうして今さら訪問看護!? ぐるぐる訪問看護 FBシェア数:42
医師と医学研究者におすすめの英文校正