2004.02.06

【インフルエンザ速報】 トリインフルエンザ、インドネシアで広範に発生、2000万羽以上が感染疑い 

 インドネシア農業省が2月3日付けで国際獣疫事務局(OIE)に報告したところによると、インドネシアでは高病原性トリインフルエンザ(H5N1)感染が深刻な広がりを見せている。同国は東西5000km、南北1700kmの範囲に1万7000を超える島が集まった国家だが、このうち、首都ジャカルタ市があるジャワ島、カリマンタン島、スマトラ島、バリ島などの計127カ所で流行が発生していることが確認されている。感染疑いがある家きんは2020万羽とされ、470万羽が既に死亡しているという。

 殺処分については報告されていない。同国には、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、フィリピン、オーストラリアなどの各国が近接しており、今後の感染拡大が懸念される。同国は、人口が約2億人と中国、インドに次ぐアジア第3の多人口国家でもあり、今後、鶏との接触によるトリ−ヒト感染にも警戒の必要がありそうだ。

 OIEへのインドネシアの報告は、こちらを参照。(中沢真也)

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