2004.01.30

【注目の商品】 手足の冷えを解消する“飲むカイロ”! 「ヒハツ」サプリが人気、沖縄のスパイスが原料

 手や足が冷たくて眠れない――。そんな女性の“部分冷え”の解消に役立つ「ヒハツ」のサプリメントが売れている。

 ヒハツはコショウの一種で、沖縄では豚肉料理や沖縄そばに昔から使われてきた。コショウよりもやや辛みが強く、独特の香りがある。

 2003年12月からヒハツのサプリメントの取り扱いを開始した東急ハンズ渋谷店によると、「ショウガやイチョウ葉を主成分とする従来の冷え対策サプリメントに比べて、導入当初は約2倍、現在は約5倍の売り上げ」(同店販売促進部)という。

 ヒハツには、血管を拡張して血流を上げ、手足の部分冷えを解消する効果がある。

 有効成分は、ヒペリンという辛み成分と考えられている。

 2003年11月に、ヒハツを主成分とするサプリメント「アクティオ ヒハツ」を発売したアサヒフードアンドヘルスケアは、7人の女性を対象に実験を行っている。

 ヒハツエキス末150mgを含むサプリメントをのんだ場合と、のまない場合について、24度の水で冷やした足の体表温が回復するまでの時間を見たところ、サプリメントをのんだ場合のほうが早く、30分後には冷却前の体表温を上回った。

 また、体表温の上昇効果は、約1時間持続した。

 ヒハツを主成分とするサプリメントには、上記の「アクティオ ヒハツ」(150粒、2980円)のほか、「あったか飲むカイロ」(120粒、5000円、販売元:ミロヴィーナス)、「レディホット」(90粒、3800円、販売元:日本ケミファ)などがある。

 もちろん、スパイスとしてのヒハツを料理に使っても、同様の効果を期待できる。

 上記の実験で用いた「ヒハツエキス末150mg」と同等の量をスパイスとしてとるには、一振りか二振り程度でいい。

 料理や飲み物と一緒にとると、体がポカポカと温まるのを実感できる。

 スパイスのヒハツは、全国17カ所の「わしたショップ」(沖縄県物産公社)をはじめ、沖縄県の物産を取り扱う店で購入できる。

 普通のコショウと同様のボトルに入った商品で、価格は400〜800円程度。

 「ゴーヤー」や「もろみ酢」、「うこん」など、健康食品として有名になった沖縄物産に比べれば、まだ知名度は低いものの、「2003年9月にテレビの料理番組で取り上げられた効果もあってか、今も堅調に売れ続けている」(沖縄県物産公社広報担当)という。

 まだまだ寒い日が続く2月。体が温まるサプリメントとして、ヒハツが注目を集めそうだ。なお、ヒハツについて詳しくは、2月2日発売の「日経ヘルス」3月号で詳しく紹介している。
(小山千穂)

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