2004.01.30

【インフルエンザ速報】 人間に感染のトリインフルエンザウイルス、アジアで以前から存在か、WHO報告

 世界保健機関(WHO)は1月29日、ベトナムやタイなどで鶏や人間に感染して被害をもたらしている高病原性トリインフルエンザウイルスを数カ月前に鳥から採取したウイルスと比較したところ、現在のウイルスが当初、想定していたよりも長期間、アジアの特定地域に存在していた可能性を示唆する結果が得られたとしている。WHOは、なぜ突然アジア各地で猛威をふるい始めたのかについては言及していないが、「現在得られている情報では、現在のウイルスの地理的起源の解明には不十分」としている。

 分析を実施しているのは、日本の国立感染症研究所や米疾病対策センター(CDC)などが加わっているWHOの国際インフルエンザサーベイランスネットワークの各研究所。現在、同ネットワークには、カンボジア、日本、韓国、ベトナムのウイルス分析を行っており、近く、インドネシア、ラオス、タイで流行を起こしているウイルスの分析も近く実施される。

 WHOのプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

■ 参考図書 ■

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