2004.01.21

【インフルエンザ速報】 MLインフルエンザ流行前線情報データベース第3週 陽性例は合計1401件に、前週の2.6倍と急増

 全国の小児科医師の有志(登録者294人)が参加しているMLインフルエンザ流行前線情報データベース第3週(2004年1月12日〜2004年1月18日)によると、迅速診断検査で診断されたインフルエンザの症例(陽性例)は合計1401件に上り、前週の525件から3倍近くに急増した。そのタイプ別ではA型1232件(87.9%)、B型19件(1.4%)、陽性(判別不可) 150件(10.7%)となっている。

 第3週に迅速診断検査で診断された診断された症例は合計1486件。そのうち陽性例が1401件(陽性率94.3%)、陰性例が85件だった。陽性例の報告があった地域は以下の通り。

◆北海道・東北地方
 北海道9件、青森県10件、岩手県7件、宮城県97件、秋田県8件、山形県10件、福島県78件

◆関東・信越地方
 茨城県41件、栃木県49件、群馬県7件、埼玉県89件、千葉県86件、東京都177件、神奈川県126件

◆北陸・東海地方
 新潟県44件、富山県30件、石川県26件、福井県6件、山梨県6件、長野県25件、岐阜県59件、静岡県29件、愛知県23件、三重県31件

◆近畿地方
 滋賀県47件、京都府11件、大阪府57件、兵庫県24件、奈良県21件、和歌山県7件

◆中国・四国地方
 鳥取県27件、島根県6件、岡山県19件、広島県17件、山口県16件、徳島県8件、香川県7件、愛媛県11件

◆九州・沖縄地方
 福岡県12件、佐賀県6件、長崎県7件、熊本県2件、大分県3件、宮崎県14件、鹿児島県3件、沖縄県3件

 
 MLインフルエンザ流行前線情報データベースは、Ped-ft、JPMLCなどの小児科医が多く参加するメーリングリストに寄せられた迅速診断検査によるインフルエンザの発症情報を元に作成したもの。Webでも公開している。今シーズンで4回目。

 有志による症例の登録データベースではあるが、国立感染症研究所情報センターがサイトで公開している週報(IDWR)のインフルエンザの報告数との比較では、相関係数が0.8125〜0.9935と高い相関を認めている。

 詳しくは、MLインフルエンザ流行前線情報データベースのホームページへ。(三和護)

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