2004.01.16

今春の花粉飛散量、関東は例年比5〜30%前後−−気象協会予測

 日本気象協会は1月16日、今春の花粉(スギ/ヒノキ/シラカバ)飛散量と飛散開始時期の予測を発表した。それによると、今年の飛散量は例年(過去10年)の平均値と比べて少なく、飛散量の多かった2003年と比べると大幅に減少する見通しという。ただし九州南部のみ例外として、2003年と同程度か、やや増加する見込みとしている。

 同協会では、前年夏の気象条件が冷夏・日照不足だった場合、花粉生産量は大きく抑制される傾向にあるため、2003年夏が北日本を中心に全国的な冷夏・日照不足に見舞われた今年の花粉量は大幅に減少すると予測。同協会の野外調査による発芽の状況は、例年の平均値と比べて30%前後の地域が大半を占め、局地的には10%以下の地域もあったという。

 ちなみに関東地区の飛散量は例年比5〜30%、近畿地区も同様に5〜30%程度と予測している。ただし例外として、九州南部は冷夏・日照不足など気象条件の影響が少なく、調査でも発芽状況は例年並みで、飛散量もほぼ例年並みか、やや増える見通し。

 あわせて同協会では、飛散開始時期の予測も発表した。目安として1平方cm当たり1個以上の花粉が毎日連続的に飛散し始める時期は、全国的にほぼ例年並みとしている。飛散開始時期は地域ごとに、九州が2月上旬、中国・四国が2月上旬から中旬、近畿・東海・南関東も2月上旬から中旬、北陸・北関東が2月中旬から下旬、東北南部が2月下旬から3月上旬、東北北部が3月中旬以降、と予測している。(井関清経、医療局・医療情報開発)

■ 関連情報 ■
・日本気象協会のWebサイト http://www.jwa.or.jp/
・同協会の「2004年春の花粉飛散について」掲載ページ
 http://www.jwa.or.jp/topics/2004kafunyosoku/index.html

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