2004.01.16

米国厚生省、SARS感染予防を目的にハクビシンなどの輸入禁止

 米国厚生省(HHS)は1月13日、重症急性呼吸症候群(SARS)の感染予防を目的に、ハクビシンなどジャコウネコ科の動物の輸入を直ちに禁止することを決めた。中国では、小動物がSARSの感染源である可能性があるためだとしている。

 HHSは、SARSの原因であるコロナウイルスが、元々動物からヒトに感染した可能性について懸念しているという。また、ある種の野生動物に接触することで、SARS感染のリスクが高くなるというエビデンスが集まりつつあるとしている。なお、ヒトがそうした野生動物に接することでSARSコロナウイルスへ感染したという事実は今のところ確認されていないという。

 HHSによると、米国では、SARSの可能性例と疑い例は、これまで合わせて192人見つかっているという。そのうち、SARSコロナウイルスが検出されたのは、8人のみ。また、全ての患者で症状は改善しているという。

 詳しくは、HHSによる、ニュース・リリースhttp://www.os.dhhs.gov/news/press/2004pres/20040113.htmlまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

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