2004.01.14

【インフルエンザ速報】 警報は北海道と山形県で変わらず、注意報地域は愛知県など新たに4県に広がる

 国立感染症研究所の感染症情報センターが1月14日に発表したインフルエンザ予報(流行レベルマップ)によると、2003年第52週(12月22日〜12月28日)には、警報地域は前週と変わらず2地域だが、注意報地域は前週の5地域から17地域に拡大した。全国の定点当たり報告数(医療機関当たりの患者数)は1.78になった。

 個別に見ると、前週に引き続き、山形県内の最上保健所管轄地域と北海道内の釧路保健所管轄地域の計2地域が警報レベルだったほか、新たに茨城県、栃木県、神奈川県、愛知県内で注意報レベルに達する地域が出て、インフルエンザの流行が東日本を中心に拡大した。

 新たに注意報レベルに達した4都道府県で注意報が出ているのは、茨城県西部の古川市にある古川保健所管轄地域、栃木県鹿沼市の県西保健所管轄地域と同県真岡市の県東保健所管轄地域、神奈川県北東部の川崎市多摩区にある多摩保健所管轄地域、それに愛知県中南部の半田市にある半田保健所管轄地域。

 また、北海道、山形県、福島県、群馬県で注意報レベルに達した地域が増加した。

 2003年52週に注意報・警報レベルに達しているのは、北海道、東北、関東と愛知県だけで、近畿、四国、中国、九州、沖縄では基準値を下回っている。

 警報は大きな流行の発生・継続が疑われることを示すもので、インフルエンザの定点当たり報告数(医療機関当たりの患者数)が30を超えると発せられ、その後10以上だと警報を維持する。注意報は10を超えると発せられ、流行の発生前であれば、今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があるということ、流行中であれば流行が継続している(終息していない)可能性が疑われることを意味する。

 感染症情報センターのインフルエンザ流行レベルマップはこちらまで。(中沢真也)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. “根室の奇跡” 耐性肺炎球菌を減らせた秘策 事例研究◎抗菌薬を適切に使えば必ず地域社会を変えられる FBシェア数:177
  2. 59歳女性。めまい 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
  3. 医者だとバレたくない うさコメント! FBシェア数:10
  4. レーシックの欠点補う近視矯正手術SMILE リポート◎第三の視力矯正手術の実力は? FBシェア数:145
  5. 保険者の突合点検で発覚した検査料の誤請求 あのレセプトが削られたわけ FBシェア数:34
  6. 塩野義製薬の新規抗インフルエンザ薬、第3相臨床試… インフルエンザ診療Next:トピックス FBシェア数:250
  7. 俺はいたって元気なんだけどなあ〜 医師の知らない?検査の話 FBシェア数:27
  8. 83歳男性。両下肢の脱力 日経メディクイズ●救急 FBシェア数:0
  9. 抗菌薬使用最適化にクリニカルパス見直しが効く 事例研究◎院内で活躍する感染制御部 FBシェア数:94
  10. 皮膚膿瘍は切開排膿後の抗菌薬で治癒率上昇 NEJM誌から FBシェア数:2