2004.01.09

米国で今シーズン、インフルエンザによる18歳未満の死亡が93人に

 米国疾病対策センター(CDC)によると、2003年10月から2004年1月6日にかけて、インフルエンザが関連する18歳未満の死亡は、93人に上ることがわかった。なおCDCによると、インフルエンザによる死亡は通常は全国的に報告が義務付けられていないため、死亡数に関しては例年と比較が難しいという。

 この報告は、CDCが毎週発行するMorbidity and Mortality Weekly Reportの1月9日号で公表したもの。これによると、死亡した小児の年齢は4週間から17歳で、その中央値は4歳、55人(59%)が5歳未満だった。1人を除いて性別が明らかになっており、41人(45%)が男児だった。また、35人が心臓病や喘息などの慢性疾患を持っていた。

 また、25人が肺炎を併発し、15人にはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や肺炎レンサ球菌、化膿レンサ球菌などといった細菌感染が認められた。

 さらに、インフルエンザ予防接種の有無については、45人について報告があり、そのうち適切な接種が確認できたのは一人だけだった。33人は接種を受けておらず、6人は2回接種のうち1回だけしか受けていないなどの不完全接種で、残りの5人は接種の記録はあるものの、接種が完了してからインフルエンザを発症するまでの期間が不明であった。

 CDCは今回のインフルエンザシーズンに関して、18歳未満のインフルエンザが関連する死亡について、報告を要請している。同報告書の全文は、こちらまで。(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)

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