2004.01.09

院外心停止患者の救命率、心静止例ではバソプレシンがエピネフリンを上回ることが判明

 病院外心停止患者1200人を対象とした欧州3カ国の多施設共同無作為化二重盲検試験で、救命処置開始時の心電図波形が心静止(asystole)状態だった人では、バソプレシン投与による救命率、生存退院率が共にエピネフリン投与群を有意に上回ることがわかった。当初波形が心室細動(VT)や無脈性電気活動(PEA)の場合も救命率は同等で、今回得られたデータは、バソプレシンを心肺蘇生補助の第一選択薬に位置付ける有力なエビデンスとなりそうだ。研究結果は、New England Journal of Medicine(NEJM)誌1月8日号に掲載された(詳細はこちらへ)。

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