2003.12.19

FDA、遺伝性血液凝固異常の初のDNAによる臨床検査を承認

 米国食品医薬品局(FDA)は12月17日、V(Leiden)凝固因子とII凝固因子の異常による、遺伝性血液凝固異常の有無を見極める臨床検査キットを承認した。DNA(デオキシリボ核酸)を基にした臨床検査としてFDAが承認したのは、これが初めて。

 今回承認を受けたのは、「Factor V Leiden」キットと「Factor II (prothrombin) G20210A」キット。患者の血液から採取したDNA配列順をポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法で複製し、凝固異常の有無を調べる。検査の対象となるのは、本人や家族に血液凝固異常の病歴がある人など。

 FDAによると、米国人のおよそ5〜10%が、V(Leiden)凝固因子とII凝固因子のどちらか一方または両方に異常があるという。同キットの製造元は、Roche Diagnostics Corporation(インディアナ州Indianapolis)。

 FDAによると、治験では、同検査キットによって、V(Leiden)凝固因子とII凝固因子の異常の有無を、ほぼ完全に見極めることができたという。

 詳しくは、FDAによるニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 医師のあこがれ? 「ブラックカード」の魅力 Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:1
  2. 山梨市長逮捕で「医学部裏口入学」を考える 中山祐次郎の「切って縫うニュース」 FBシェア数:33
  3. インスリンの2回打ちって、もう古い? シリーズ◎岩岡秀明の糖尿病よろず相談所【藤沼康樹編】 FBシェア数:100
  4. 女子マネ死亡…AEDを巡る論争に言いたいこと 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:667
  5. 働き方改革の議論に必要な「対患者」の視点 記者の眼 FBシェア数:97
  6. 大学病院の「全床高度急性期」報告に厳しい批判 記者の眼 FBシェア数:46
  7. 急激な腎機能低下を一過性と侮るな トレンド◎急性腎障害(AKI)診療ガイドライン発行 FBシェア数:152
  8. 特集「『説明したのに敗訴』のなぜ」が生まれたわけ 編集会議 on the Web FBシェア数:105
  9. 癌の種類で異なる骨転移治療の進め方 日経メディカルOncologyリポート FBシェア数:28
  10. SPECTのみでアルツハイマーの鑑別はできない プライマリケア医のための認知症診療講座 FBシェア数:25