2003.12.15

米国厚生省、25万用量のインフルエンザワクチンを購入

 米国厚生省(HHS)は12月11日、米国の一部地域で不足しているインフルエンザワクチンを、25万用量購入したことを発表した。このうち10万用量が成人用、15万用量が小児用で、今週末にも全米の州に配布する。HHSが、今シーズンのインフルエンザ流行とワクチン不足を、深刻に受け止めていることがうかがえる。

 米国では今シーズン、これまでに8300万用量のワクチンが各地域に配布されている。だが、今年のインフルエンザの流行は例年より早く始まっており、またワクチン投与を受ける人の出足も早かったため、一部地域ではワクチンの不足が発生している。

 今回のワクチンは、製造元のAventis Pasteur社から購入したもの。HHSは、今後もワクチンの追加購入について可能性を追求し続けるとしている。

 また、インフルエンザの予防や他人への感染予防対策として、以下のような呼びかけをしている。

1.頻繁に、石けんを使い暖かいお湯で手を洗う。子供にも、同様のしつけをする。
2.もしインフルエンザやかぜをひいてしまったら、咳やくしゃみをする時には鼻と口を覆い、使ったちり紙は適切な場所に捨てる。インフルエンザのような症状がある時には、長期介護施設への訪問は避ける。
3.具合が悪い時には、回復するまで仕事や学校は休む。

 HHSによるニュース・リリースは、こちらまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

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