2003.12.01

医師総数は26万2687人、20歳代で女性が3割超す−−2002年厚労省調査から

 厚生労働省は11月27日、2002年の医師・歯科医師・薬剤師調査の概況をホームページに掲載した。調査は2002年12月31日時点に、医師法、歯科医師法、薬剤師法の届け出義務規定によって提出された届出票に基づく。1982年までは毎年、同年以降は2年ごとに実施されている。

 それによると、2002年末の医師総数は26万2687人になった。このうち、医療施設に勤務する医師についてみると、総数は24万9574人で、2000年の24万3201人から2.6%増加した。人口10万人当たりの医師数も2000年の191.6人から4.2人増え、195.8人になった。

 医師の男女比は、総数では女性は15.6%と少数だが、60歳代以下では年代が低いほど女性の比率が高くなる。20歳代では女性比率が前回の30.9%から2.1ポイント上昇して33%となり、初めて同年代の3分の1を占めた。

 診療科名別にみた医療施設に勤務する医師数(複数回答)を見ると、総数24万9574人のうち、内科が9万9196人と最も多く、外科の3万4810人、小児科の3万2706人がそれに次ぐ。2000年の前回調査と比較すると、小児科、外科、産婦人科、神経科などが減少した。その一方で、循環器科、アレルギー科、リハビリテーション科などが増加した。内科は実数では増加したが、比率はわずかに低下した。

 長期の傾向を見ると、小児科医の減少は著しい。1975年には医師数の約26%を占めていたが、2002年には13.1%と半減した。その一方でリハビリテーション科(理学診療科)は、2.3%から6.6%へと3倍近くの比率になり、循環器科も6.4%から8.6%に増加するなど、人口動態や疾病構造の変化を反映して標榜科のシェア変動が起きていると見られる。

 2002年の医師・歯科医師・薬剤師調査の概況はこちらまで。(中沢真也)

■ 関連トピックス ■
◆ 2003.12.1 人口当たりの医師数は西高東低、最多は徳島県、最も少ないのは埼玉県――2002年厚労省調査から

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