2003.11.25

米国今シーズンのインフルエンザ流行は過去3年より深刻か、CDCが予測

 米国疾病対策センター(CDC)は11月17日、今シーズンのインフルエンザ流行は、過去3年より深刻になる可能性があると予測し、50歳以上の人などに対し、予防接種をできるだけ早く受けるよう勧告した。

 CDCはこうした予測の背景として、1.現時点で、インフルエンザウイルスが例年の同時期より高い割合で流布している、2.今シーズン流布しているインフルエンザウイルスは、過去に多くの人が発症し合併症を起こしたものである−−の2点を挙げている。

 CDCが予防接種を勧める対象は、インフルエンザ発症に続き重症な合併症を引き起こすリスクの高い、以下に挙げる人。1.50歳以上の人、2.長期介護施設の住人、3.慢性心疾患や喘息などの慢性呼吸器疾患を持つ生後6カ月以上の人、4.糖尿病などの代謝障害や、慢性腎疾患で長期的に治療を受けていたり、免疫系が弱っている、生後6カ月以上の人、5.生後6カ月以上18歳以下の人で、アスピリンを長期服用しており、そのためにインフルエンザ発症後、ライ症候群を引き起こす可能性のある人、6.インフルエンザ流行期に妊娠3カ月を超える女性−−。

 さらにCDCは、医師や看護師、医療機関や長期介護施設で働く人、先に挙げたリスクの高い人と同居する家族などに対しても、予防接種を勧めている。

 詳しくは、CDCによるニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

■ 参考図書 ■

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 85歳女性、心電図異常 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
  2. 医師の「肩書き」がモノを言うとき 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:110
  3. 49歳男性。発熱 日経メディクイズ●救急 FBシェア数:0
  4. あまりフレンドリーな医療者にならないようにしてい… 尾藤誠司の「ヒポクラテスによろしく」 FBシェア数:200
  5. 糖尿病患者に癌の発症が多いワケ 岩岡秀明の「糖尿病診療のここが知りたい!」 FBシェア数:209
  6. スマホアプリによる血圧管理、上乗せ効果認めず 循環器・糖尿病診療のNew Stage◎LECTURE FBシェア数:81
  7. 抗体医薬の登場で片頭痛診療は大きく進歩します 慶應義塾大学神経内科専任講師の柴田護氏に聞く FBシェア数:213
  8. 2018改定で加算算定ルール変更、収入差10倍も 日経ヘルスケアon the web FBシェア数:31
  9. 美人尼の介護を受けた晩年の良寛 病と歴史への招待 FBシェア数:1
  10. 原発性アルドステロン症の機能検査で病型を予測 学会トピック◎第91回日本内分泌学会学術総会 FBシェア数:72
医師と医学研究者におすすめの英文校正