2003.11.20

中外製薬、「タミフル」ドライシロップの開栓済み製品を自主回収

 中外製薬は、抗インフルエンザ薬「タミフル」(一般名:オセルタミビル)のドライシロップ製剤のうち、開栓済みのものについて、自主回収を行うと医療機関や薬局に連絡した。開栓後に室温で長期保存すると、分解物が増え安定性が確保されない恐れがあることがわかったため。併せて、開栓後は蓋をきちんと閉め、冷所で保存するよう注意を呼びかけている。

 「タミフル」にはカプセル製剤とドライシロップ製剤があるが、今回の自主回収の対象は、溶かして飲ませるドライシロップ製剤。この製剤は栓を開けない状態で2年間、室温で安定に保存できるが、栓を開けた後だと室温保存では分解物が増えることが明らかになったため、開栓済みの製剤のみを回収することとなった。

 なお、開栓後も冷所(10度以下)で保存した場合は、分解物の増加は認められていない。中外製薬では、開栓後は冷所で保存するよう、添付文書に記載する準備を進めているという。この件に関する問い合わせは、中外製薬医療情報センター(TEL:0120-189706、FAX:0120-189705)へ。(内山郁子)

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