2003.11.17

大阪府がなみはやドーム救護室にAEDを設置、スポーツ大会の心停止事故に備える

 大阪府は、日本救急医療財団から寄贈を受けた自動体外式除細動器(AED)を、11月13日に大阪府立門真スポーツセンター(なみはやドーム)に配備した。同日から開催されたバレーボール女子ワールドカップをはじめ、各種スポーツ大会などの際、心停止患者の発生に対応できるようにするのが目的。配備するのは日本光電製のAED-9100で、当面は救護室に1台用意する。

 大阪府は他府県や国に先駆けて、1998年に国際ガイドラインに準拠した病院外心肺停止記録方式(ウツタイン様式)をいち早く導入するなど、早くから救急救命活動に積極的に取り組んできた。しかし、病院外で目撃者がいる(=救命しうる)状況で、心肺停止によって死亡する1000人のうち、心肺蘇生によって救命できるのは31人、約3%に過ぎない(大阪府健康福祉部医務・福祉指導室医療対策課)という。府立スポーツ施設であるなみはやドームへの配備は、こうした救命率の向上を目指し、一般市民に対するAED使用開放の一刻も早い実現を国に対して働きかけるアピールでもある。

 本件のプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 家の中に便が転がっていて何が悪いのか シリーズ◎在宅医療における感染対策(1) FBシェア数:748
  2. 桐島、救急部やめるってよ 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:83
  3. 研修医の頃、株式投資で大ヤケドをした話 Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:2
  4. 研修初日にしておくべきたった1つのこと 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:44
  5. 紛争地以上に高度な技術が必要な手術も 国境なき医師団が見た世界の医療現場 FBシェア数:41
  6. SGLT2阻害薬の心保護作用は同系薬で共通 循環器・糖尿病診療のNew Stage◎REPORT FBシェア数:190
  7. なぜ、われわれは手洗いをしないのか?(その2) 忽那賢志の「感染症相談室」 FBシェア数:76
  8. 田辺三菱、アステラスが長期収載品から撤退 トレンド(DIオンライン) FBシェア数:132
  9. 応召義務 カデット特集●医師と法律 FBシェア数:0
  10. 不安になると救急外来にやってくる認知症患者 はちきんナースの「看護のダイヤを探そう!」 FBシェア数:18