2003.10.21

Professional Mail Special from MedWave No.13/2003/9/22

― (PR) ――――――――――――――――――――――――――――――――
MEDiPlaza(日本経営)】病医院情報システム総合展示場「メディプラザ」が、大阪
にも登場。メディプラザは国内のほとんどの診療所向け電子カルテと、それに連動
する画像ファイリングや予約受付システムなどに実際に触れることができ、しかも
専門のアドバイザーから導入アドバイスを受けられる日本で始めての常設展示場です。
詳しい内容は http://medical.nikkeibp.co.jp/kaigyo/karte/ 内をご覧ください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 『病名思い出しツール』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
HAL-プロジェクトが開発した診療支援ソフト                
 主症状と異常データから可能性のある疾患をリストアップ         
 疾患の絞り込み機能があり、疾患の詳細情報も知ることができます     
http://medical.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/216303
――――――――――――――――――――――――――――――――――(PR)―
========================================================================

______ Professional Mail Special from MedWave No.13/2003/9/22

◆医療専門総合情報サイト MedWaveが発信するメールです。
◆テーマサイト「医療経営・行政」関連のトピックスを集約しました。

http://medical.nikkeibp.co.jp/

========================================================================

 「Professional Mail Special from MedWave」第13号をお届けします。

 特に診療所の開業をご検討の方、あるいはすでに開業された方を念頭に、「医療経
営・行政」関連のトピックスを集約しました。また、第6号から「開業基礎講座」を
開講しています。ご参考になれば幸いです。月刊(毎月10日前後の配信)で、購読は
無料です。

========================================================================

 目次 】

・開業基礎講座(医院開業コンサルタント 原田裕士)
・「医療経営・行政」関連のトピックス from MedWave
・解説】『患者中心の医療』への電子カルテシステムの活用
・バックナンバー

------------------------------------------------------------------------
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

開業基礎講座】 (その8) 
医療機器の調達
                      医院開業コンサルタント 匠  
                       原田裕士          
                       http://www.takuminet.co.jp/

今回は次の項目について解説します。

1】 医療機器・什器・備品の選定にあたって
2】リストアップと予算組み
3】購入かリースかの選択
4】まとめ

1】医療機器・什器・備品の選定にあたって

 「勤務医時代も使っていたから」「昨年開業した先輩も導入していたから」といっ
た安易な考えで、しかも高額な医療機器を導入して、あとで後悔するというケース
は、決して少なくありません。医療機器を選定する場合には次に掲げるチェックポイ
ントによってその必要性を検討しましょう。

(1)ご自身の開業コンセプト(診療方針や標榜科目など)や提供する医療レベル
(専門性)、そして開業候補地の対象患者を見通した時に必要な医療機器かどうか。

(2)導入を検討している機器は、一般的に他の診療所と比較して価格的、性能的に
どうなのか(平均的か、上回るのか、下回るのか)。

(3)費用対効果はどうか。つまり借入金の返済やリース料、メンテナンス料などの
費用と期待される診療報酬や患者訴求力が見合っているか。

(4)専門性の高い医療機器について地域における病診連携や診診連携を見通す中
で、あえて自院でそれを導入する必要があるのかどうか。

(5)ご自身の病院勤務の経験や偏った情報などによって、安易に医療機器の選定を
しようとしてはいまいか。

(6)中古製品でも構わないか。

(7)必要とする医療機器は、価格は安くても十分な使用に耐えられるか。

(8)収益性が悪くても、診療方針上必要な機器なのか。

 以上、医療機器・什器・備品の選定にあたっては1.診療方針とのマッチング、2.
経済性・収益性、3.性能と耐久性、4.患者特性と他の医療機関の動向などを総合的
に検討して、本当に必要かどうかを判断することが大切です。

2】リストアップと予算組み

(1)まず、どの部屋(例えば受付、診察室、処置室、待合室、薬局、X線室、リハビ
リ室、スタッフルーム、院長室など)に何が必要かをリストアップしましょう。この
際、設計プランがあると図面上に必要な医療機器や什器を落とし込んでいくことで、
かなり効率的に作業を進めることができます。

(2)医療コンサルタント、医療機器メーカー、薬品卸会社の中には「科目別の
機器・備品リスト」を取り揃えているところがありますので、それを参考にして自分
なりのリストを作成してください。

(3)医療機器・什器・備品をいくらぐらい取り揃えたら良いかということですが、
1.全体の資金計画における予算枠、2.必要最小限取り揃えた場合、3.余裕があれば
揃えたい機器を含めた場合について、それぞれ業者から見積りを取り、資金調達と収
支見込を充分勘案した上で、実行予算を組むようにしましょう。

(4)個々の機器の金額が高いか安いかについては、コンサルタントなど専門家によ
るチェックとすでに開業している先輩、後輩たち(可能ならば4、5名)からの情報
収集が不可欠です。価格交渉における基本は、ひとつのメーカーに絞らず、数社によ
る競争の中で価格を絞っていくことです。

3】購入かリースかの選択

(1)機器等の導入が決定したら、それを購入するか、リースにするのかを選択しな
ければなりません。購入する場合には自己資金でまかなうケースはまれで、そのほと
んどが銀行から借り入れで購入することになります。この場合、医療機器・什器・備
品の購入に必要な借入資金をどのくらい予定しているのかによって何を購入し、何を
リースにするかを決定していくことになります。借り入れの範囲で購入できるものは
購入し、残りはリースにする。一般的には、そういうケースが多いようなのです。

(2)しかし、まずはリースできるものを分類し、さらにリースできるものについて
「購入」と「リース」の比較シミュレーションを行い、自院の場合は、どちらが有利
であるかという選択を行うことが、本来適切な進め方であると言えましょう。

4】まとめ

(1)必要とする医療機器・什器・備品に関する情報(価格も含め)をできるだけ集
めてください。

(2)情報を得るためには、イベントや展示会、ショールームに出かけたり、既に開
業している先輩や後輩の診療所に出向いて、実際の機器を自分の目で確かめてくださ
い。また、その際には使用してみてどうだったかという素直な感想や意見をたずねて
みることも忘れないようにしましょう。ただし、この場合、少数の偏った情報や意見
に左右されることのないよう注意してください。

(3)開業して経営者となる訳ですから、常に「経済性」を考えた「機器選定」を行
うようにしましょう。くれぐれも過剰設備とならないようコンサルタントなど専門家
のアドバイスを聴いてください。

(4)開業する上で各業者の協力は不可欠です。価格やサービスにおいてはそれぞれ
頑張って競争してもらうわけですが、落としどころを見極めることが大切です。担当
者を味方につけましょう。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

「医療経営・行政」関連のトピックス from MedWave
詳しくはそれぞれのURLへ
------------------------------------------------------------------------

◆9.19 日本眼科医会、電話相談「目の110番」でIT眼症の相談受付
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/267497

◆9.19 岡山県の高校生が7月にアデノウイルス7型の集団感染、国立感染研が速報
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/267511

◆9.19 ホームレス者の死亡時平均年齢は56.2歳、死因のトップは心疾患−−大阪市
調査
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/267508

◆9.18 欧州各国、3分の2が医療関係者へのインフルエンザワクチン接種を推奨
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/267324

◆9.18 働いて自ら支える高齢社会に、総務省統計局が高齢者人口と就業状況を発表
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/267093

◆9.18 過去1年間に、医療事故のクレームを経験した病院は52%(日経ヘルスケア
21、e定点観測)
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/267316

◆9.16 全世界の「年間たばこ死」は483万人、心筋梗塞、肺気腫と肺癌が死因のト
ップスリーに
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/266853

◆9.10 西ナイルウイルスの国内侵入阻止対策はどうなっているのか
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/266050

◆9.9 日本心臓病学会速報】
血管検査・治療を患者家族に“ライブ中継”、病院の情報開示姿勢が高く評価
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/265835

◆9.9 短期集中講座◇心肺蘇生とAED】
なぜ医師以外にもAEDを認める必要があるのか
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a001/265882

------------------------------------------------------------------------

解説】 『患者中心の医療』への電子カルテシステムの活用

電子カルテ・ウオッチから
http://medical.nikkeibp.co.jp/kaigyo/karte/index.html
------------------------------------------------------------------------

 最近、病院や医師のランキング、名医紹介の本や記事など今や書店では、「名医モ
ノ」は発行部数や視聴率を大きく伸ばす格好のテーマのひとつとなっている。しかし
「名医」なるものの定義、選ぶ根拠・基準が非常にあいまいなこともあり、不信感を
感じることになる要因につながる場合もあるだろう。

 しかし、翻って考えてみれば、「名医紹介」にこれだけ人気が集まる背景には、い
かに一般の人たちがこの様な情報に枯渇していたかということが見えてくる。医療者
側からの積極的な情報提供が望まれているという裏返しだとも考えられるだろう。医
療機関は、普通の買い物のように試着したり試食したりして選ぶことはできない。患
者が医療機関を選ぶための指針となるような情報発信は重要だ。

 さて、そのランキングや名医紹介記事を見て、目につくのが『患者中心の医療』
『オーダー・メイド医療、テーラー・メイド医療』『患者さんの選択を重視…』な
ど、患者にとって耳心地いい言葉だ。しかし、この言葉をそんなに簡単に言っていい
のだろうか?

 『患者中心の医療』は、単に病気の患者が主役だということではない。医者任せに
はしないということで、患者自身が負う部分が多いことを患者自身が認識しなくては
いけないことが前提となっている。しかし医療に関しては、患者側にそのような認識
は少なく、歴史的にみてもわが国にはそのような土壌もない。まず患者の意識改革が
先決だ。医療者として、今後、『患者中心の医療』を実現するためには、その現状を
踏まえた上での患者教育が求められるだろう。

 そこで、『患者中心の医療』という観点から電子カルテシステムがどのように活用
できるか考えてみた。

◆患者中心の医療 〜東京都の取り組み〜
 東京都では、平成13年、石原都知事を中心に医療改革が進められ、「東京発医療改
革の概要」の中の『東京の目指す医療の将来像とは・・・』に「患者中心の医療」が
謳われている。
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/list/kaikaku.html

 まず、その実現を目指して、患者、医療従事者、有識者など計15名の委員で構成さ
れる「医療のより良い関係を考える会」が平成13年11月に設置された。この会は、都
の「患者の声相談窓口」に寄せられた都民の声を参考に、立場の違いを超えて、医療
における、より良い関係づくりに向けた意見交換を行っており、今年7月に「医療の
より良い関係に向けた提言−納得と信頼の医療をめざして−」という提言を発表し
た。
http://www.kenkou.metro.tokyo.jp/isei/y_index.html

図<医療当事者間の意思疎通に向けた取組イメージ図>
(http://medical.nikkeibp.co.jp/kaigyo/karte/saisin/saisin_4.html にあ
ります)
出典:東京都健康局医療政策部医療政策課

 この図では、患者は「医療を知り、医療機関を選ぶ」とある。また、この構図によ
って行政によるしくみ作りなど支援や協力が大きな位置を占めていることがわかる。
医療者と患者のより良い関係作り、患者中心の医療の実現のためには行政からの支援
も欠かせないのだ。

 しかし、この提言に沿って患者や医療従事者を啓蒙していけば、『患者中心の医
療』という文化が根付き、医療当事者間のコミュニケーションも円滑になり、医療に
対する患者満足度は大幅に向上するだろう。

続きはこちらからどうぞ
http://medical.nikkeibp.co.jp/kaigyo/karte/saisin/saisin_4.html

------------------------------------------------------------------------
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

・バックナンバー

http://medical.nikkeibp.co.jp/regist/medi_auth.jsp?id=1/a001/246772

------------------------------------------------------------------------

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●MedWaveのトップページはこちら→ http://medical.nikkeibp.co.jp/
●メール配信の変更、停止につきましては、以下の画面から手続きをお願い致しま
す。希望する情報の中の「開業支援」のチェックをはずしていただくと配信を止める
ことできます。
https://medwave.nikkeibp.co.jp/regist/MWUpdateUser.jsp
●内容・記事に対するお問い合わせは miwa@nikkeibp.co.jp まで。
●新製品ニュースリリースなどの情報は medwave@nikkeibp.co.jp まで。
●広告掲載をご希望の方は nm-ad@nikkeibp.co.jp へ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright(C)、日経BP社、2003 掲載記事の無断転載を禁じます。
〒102-8622 東京都千代田区平河町2-7-6
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Copyright(C)1999-2003 Nikkei Business Publications Inc. All Rights Reserved

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 向精神薬になったデパス、処方はどうする? トレンド◎ベンゾジアゼピン系薬の安易な処方に警鐘 FBシェア数:1279
  2. 男性医師は何歳で結婚すべきか、ゆるく考えた 独身外科医のこじらせ恋愛論 FBシェア数:178
  3. JTに異例の反論を出した国がんが抱く危機感 Cadetto通信 FBシェア数:121
  4. 開業4年目の私が医院経営の勉強会を作ったわけ 診療所マネジメント実践記 FBシェア数:45
  5. インフルエンザの早い流行で浮かぶ5つの懸念 リポート◎AH3先行、低年齢でAH1pdmも、外来での重症化… FBシェア数:232
  6. 国主導で『抗菌薬適正使用の手引き』作成へ 政府の薬剤耐性対策アクションプランが始動 FBシェア数:19
  7. 真面目ちゃんが燃え尽きるとき 研修医のための人生ライフ向上塾! FBシェア数:0
  8. 味方ゼロ? 誰にも言えない病院経営の修羅場 裴 英洙の「今のままでいいんですか?」 FBシェア数:193
  9. 医師にも多い? 過敏性腸症候群(IBS)型便秘 田中由佳里の「ハラワタの診かた」 FBシェア数:344
  10. 輸液の入門書 医学書ソムリエ FBシェア数:0