2003.09.29

【動脈硬化学会速報】 京都・宝ヶ池で第35回日本動脈硬化学会総会が開催

 9月27、28日の2日間、京都市宝ヶ池の国立京都国際会館で、約1200人が参加して第35回日本動脈硬化学会総会が開催された。マルチプルリスクファクター、コレステロール逆転送系、スタチンの多面的作用など、動脈硬化に関する最新の話題を配したシンポジウム10題を軸に、コントラバーシー(対論)2題、若手企画モーニングセミナー、生活習慣病フォーラム、若手研究者奨励賞、大島賞、学会賞の各受賞講演などが行われた。一般演題はすべてポスターで295題、すぐ引き続いて第13回国際動脈硬化学会が開催されるため、1日半と短い日程の中での開催となったため、ポスター討論時間などは1日目1時間、2日目30分間と短めになった。

 若手研究者奨励賞講演では、27日に選考に残った4人の発表が行われ、当日審査の結果、産業医科大学医学部薬理学教室の筒井正人氏の「Vasculoprotective Roles pf Neuronal Nitric Oxide Synthase」が第11回若手研究者奨励賞の最優秀賞を受賞した。第20回大島賞は宮崎医科大学副学長の住吉昭信氏が受賞し、「動脈硬化の発生病理を追って」と題する受賞講演を、また第4回日本動脈硬化学会賞は金沢大学大学院医学系研究科血管分子遺伝学教授の馬渕宏氏が受賞し、「遺伝性脂質代謝異常症患者から学ぶ」と題する受賞講演を行った。(中沢真也)

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