2003.09.08

【日本心臓病学会速報】 日本心臓病学会が第51回学術集会を開幕



 日本心臓病学会は9月8日、第51回学術集会を、東京国際フォーラムで開幕した。今期学術集会の会長は、慶応大学呼吸循環器内科教授の小川聡氏。昨年同様、今年も日本心電学会学術集会との同時開催で、会期は心臓病学会が10日までの3日間、心電学会が9日までの2日間。最終日までに約5000人の参加が見込まれている。

 日本心臓病学会の今期集会のメーンテーマは「心世紀創生−For the New Cardiology Millenium」。心臓病治療における先進治療の展望や夢を語る場として、「21世紀の心臓病治療」(8日午前)などシンポジウム7題、「循環器診療における包括医療の今後」(10日午前)などパネルディスカッション9題、ビジュアルワークショップ9題、コメディカルセッション3題を開催する。このほか、特別企画として心電学会との合同シンポジウム「突然死の基礎と臨床」が9日午前に開かれる。

  2004年度中に予定されている自動体外式除細動器(AED)の一般使用解禁(関連トピックス参照)を受けた、AEDの企画展示も目玉の一つ。操作が容易なPAD(Public Access Defibrillator)タイプのAEDのうち、国内で入手可能な4社3機種と、参考展示品(医療用具承認申請中)1社1機種が紹介されている。さらに、会場内にも「AEDステーション」を設置。国内学会では初の試みで、足を止めて見入る参加者も多かった。

 一般演題は769題が採択。採択率は約70%で、469題が口演、300題がポスター発表される。同学会の特徴の一つでもある教育講演は、9日、10日の二日間に渡り、計21題開催される。また、今期総会から初めて、日本心臓財団の後援により、循環器系学会としては初めて記者会見を会期中に3回実施。最新の研究成果をメディアに公開する。次期学術集会(会長:三重大学第一内科・中野赳氏)は2004年9月13〜15日に、国立京都国際会館で開催される予定だ。今期学術集会に関する詳細は、「第51回日本心臓病学会学術集会のホームページ」まで。(内山郁子)

■ 関連トピックス ■
◆ 2003.9.3 厚労省、非医師のAED使用解禁を決定、講習制度検討委員会を近く発足へ

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